昨年、復帰初年度にパワーユニットのトラブルにあえいだホンダは、
2年目に向けて、"まずは予選トップ10に残ることを目標にしたい"と新井康久代表が語っていたが、初日のポジションは6番手。各チーム1台ずつの参加なので、トップ5のフェラーリ、メルセデス、レッドブル、ウィリアムズ、フォースインディアが2台ずつ来ると、バトン+マクラーレン・ホンダは11番手の勘定になる。
もちろん、初日のタイムを真剣に比較するのは多くの意味は持たないが、テスト直前には、「エンジンの開発が遅れ、熱処理の問題があって5周も持たない?」という噂もあった状況の中で、この周回数は悪くない。
もちろん、F1レースを戦っていることを考えれば、喜べるポジションにははるかに遠いが、トップとの差が2秒以内というのも、新井康久代表が"目標"としていた『Q3進出』が現実的なものとして見えたかもしれない。F1の厳しさを感じながら、初年度よりかすかながら期待ができそうなマクラーレン・ホンダの初日だった。
-Source: AUTOSPORT web
バルセロナ合同テスト1日目 総合タイム結果
Pos | Driver | Team | Time | Laps |
1 | Vettel | Ferrari | 1:24.939 | 69 |
2 | Hamilton | Mercedes | 1:25.409 | 156 |
3 | Ricciardo | Red Bull | 1:26.044 | 87 |
4 | Bottas | Williams | 1:26.091 | 80 |
5 | Celis Jr. | Force India | 1:26.298 | 58 |
6 | Button | McLaren | 1:26.735 | 84 |
7 | Sainz Jr. | Toro Rosso | 1:27.180 | 55 |
8 | Ericsson | Sauber | 1:27.555 | 88 |
9 | Wehrlein | Manor | 1:28.292 | 54 |
10 | Grosjean | Haas | 1:28.399 | 31 |
11 | Palmer | Renault Sport | 1:29.356 | 37 |
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