私はオリーブのように | @HSPカウンセラーはたのさとこ~好きに生きたらええねん~
オリーブとは…
地中海地域で広く栽培されている、モクセイ科の常緑高木。
果実は、塩漬け、ピクルス、オリーブオイル、石鹸にされます。葉は、お茶に。材は、木目が美しいことから細工物に使われます。
オリーブの花言葉は、平和、知恵、安らぎ、勝利。また、オリーブは幸せを呼ぶ木、と言われています。オリーブの定番の栽培法は、一本の木では実が付きにくい植物であるため、実を付けるために相性の良いオリーブを寄り添うように植えることから、夫婦の木とも呼ばれます。
ラッキーモチーフのひとつ、平和の象徴の絵にはハトが葉を口に咥えているものがあります。その葉は、オリーブの葉っぱであり、古代オリンピックのメダリストに渡される草の冠も、オリーブから作られていました。
オリーブは現在の国連旗にもデザインされています。

オリーブは平和との関連が深く、縁起がよさそうなアイテムとして扱われることが多いのですが、もうひとつ、私がたいへん感銘を受けたギリシャ神話の中でのオリーブを、ご紹介させてください。

女神アテナと海神ポセイドンは、エーゲ海を望む美しい町アテナイ(オリンピック発祥の地。現在のアテネ)の支配権を巡って対立しました。仲裁に入った全能の神ゼウスは、「より人々の役に立つ贈り物をした者にアテナイを与える」と言いました。
ポセイドンは『戦いでは良い働きをし、勝利を導き人々を幸せにする』と、馬を作りました。
一方アテナは、『闇夜を照らす光となり、傷みを和らげ、香り高く、そして口にすれば貴重な食料になる』と、オリーブの木を作りました。

―勝者はアテナでした―

オリーブは豊饒なる収穫をもたらし、人々をしあわせにしました。

アテナは、勝利と知恵の女神とされていますが、アテナは平和のために戦うのであり、戦うことを好んだ神ではありません。
守るために、戦いました。知恵の女神だったからです。


いかがだったでしょうか?
オリーブは、そのすべてを有効に活用する価値があります。
捨てるところが全くありません。素敵だと思いませんか?
そして、オリーブに込められた
“平和” “知恵” “安らぎ” “寄り添う”という意味にも
強く心を惹かれました。
万能薬ではありませんが、多用途です。


私がお客様の心の声に寄り添おうとしたとき…
#私はオリーブのように暗闇を照らす光を届けたい

#私はオリーブのように痛みや傷を和らげたい

#私は風が吹いても倒れないオリーブのように寄り添いたい

#そして私は人々に平和をもたらすオリーブのように社会の発展に貢献したい


そんな存在で在りたいと願います。





アテナのような優しさと、
守るために戦う気高さをもって。