気がついたら
真ん中に
立っていた
なんで私はここにいるのだろう?
みんながこっちを見ている
色んな人が走っている
知らないおじさんが必死に
わたしに何かをいっている
でも何も聞こえない
分からない
必死だったおじさんが
あきらめたような笑いの顔になった
何かが終わった
ときどき思い出すのは
幼少期の頃にあったこの光景です。
地域の運動会に
参加したことがありました。
そのときは
みんなが何をしているのか
運動会が何なのかも
分かっていなかったと思います。
知らない人たちが大勢いる
広い場所
その隅の方で
自分は関係がないと思い
のんきに遊んでいました。
ずっと
そこで遊んでいたかったのに
気がついたら
校庭の真ん中に連れて行かれました。
何も説明を受けずに
始まってしまい
何をしたらいいか分からず
私はフリーズしていました。
わたしは
「リレー」に出ていたのでした。
誰かにせめられたり
怒られたりも
しなかったけれど
「自分のせいで負けた」ということは
分かっていて
「失敗の記憶」として
ずっと残っていました。
昨年、息子の幼稚園の運動会があって
チビ丸の学年はリレーをやりました。
チビ丸のチームはずっと勝っていてたのですが
最後から2人目の子が
転んでしまい
結局チビ丸のチームは負けてしまいました。
あとになって
チビ丸にそのときのことを
聞いてみたのですが
「あのリレー、◯◯くん転んじゃったけど
大丈夫だった?」
「〇〇くん、転んじゃったよね。
それなのに最後までちゃんと走ったんだよね。
本当にすごいよね。」
先生が言ったことを
チビ丸はストレートに受け取ったんだと思います。
できなかったところではなく
できたところを
こどもたちに伝えてくれていました。
〇〇くんは救われたと思うし
他のこどもの考え方にも
いい影響を与えてくれていました。
先生ってさすが先生だと思ったできごとでした。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
