わたしには中学高校の仲良くしている友達がいて


社会人になってからも


3人で定期的に会っていました。



その友達と食事をしていたとき

ちょうどその年の1月に会ったのですが


「今年の抱負を言い合おう」ということを誰かが言い出したのです。



私は「抱負」がすぐに思い浮かばず

「どうしよう。」と困っていたのですが

そんな中、口から飛び出してきたのが


「ひとり暮らしをする!」という言葉でした。


「言葉にする」という効果は本当にすごいなとこのときを思い出しても感じます。


言ったからには、やらなきゃカッコ悪いなと思いました。


といっても

そこからすぐに物件を探したわけではなくて


そもそも何をしたらよいかも初めてで分かっていなかったのですが


宣言から数ヶ月たったとき



駅前の不動産屋の前に、目立つように置かれていたチラシを目にしました。



「ものすごい可愛いおうち」の賃貸物件のチラシでした。


新築のアパート3部屋が

掲載されていました。


女性限定のアパートで

ワンルームか1Kの間取り

輸入住宅で洗面台などの可愛い写真が掲載されていました。



チラシを隅々まで見て

「ここに住みたい」という思いが強くなり

家に帰り、すぐに母に、「一人暮らしする」と言ったと思います。



そして

不動産に連絡して

母と一緒に物件を見に行きました。


初めての一人暮らしで

初めての物件見学なので


どうゆうところを見たらいいかも分からず


ただただ「かわいいそのお部屋」を見ては

喜んでいました。


不動産屋さんも

「他にはない珍しい物件ですね」と言っていました。



デメリットとしては


アパートなので木造であることと

1階だということでした。


「同じ価格帯の他の物件も見てみますか?」

と聞かれ、一応見に行きました。



そちらは

賃貸用マンションの3階でした。

築浅の1Kでした。


その部屋に入りすぐに思いました。


「さっきの物件と全然ちがう。」


フローリングも本物の木ではなく、

木目調のものが貼られているものでした。


不動産屋さんにそのことを伝えると


「これが普通ですよ。一人暮らし用の賃貸で良いフローリング使っているところはあまりないですよ。さきほどの物件が特別です。ただ、こちらは鉄筋のマンションですし、3階なので女性には安心ですよね。」


というようなことを言われました。


一般的には

鉄筋がよくて

1階ではない物件がいいのかと


初めて知りました。


そんなことをきいても


一般的な意見よりも

「あの輸入住宅がいい!」と思いが強く


なんの迷いもありませんでした。



そして、今なら3部屋とも空いているので

どれも選べるということでした。


つづきは

また明日書きたいと思います。



最後まで読んでいただき

ありがとうございました。


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