皆様、こんばんは夜空

今日は戸泉信明がblogを更新させていただきます!

昨日も取り上げましたが、

メジャーリーグボールの話題をもうひとつご紹介したいと思います。


メジャーリーグは、実力の世界です。

どんなに人気があっても、どんなに努力をしても、

実力が伴わなければメジャーリーガーで居続けることは出来ません。



実力が伴わない、現状では戦力外だと見なされてしまった選手は

試合後に監督に呼び出され、下部組織への降格を宣告されます。

そして、共に戦う仲間は、翌日のロッカールームで、

空っぽになったロッカー空を見て、

その選手が登録抹消されたんだと知ることになるのです叫び

厳しい現実ですが、メジャーリーグではほぼ例外なくこの方法がとられています。



そんな厳しい世界で、極めて異例な措置をとられた選手がいました。

トロント・ブルージェイズの川崎宗則選手ですビックリマーク


$おもてなしの心向上委員会のおもてなし日記



川崎選手は、2012年にメジャーリーグに挑戦するため渡米し、

昨年はシアトル・マリナーズ

今年はトロント・ブルージェイズでプレーし

溌剌とした明るい性格でチームに貢献するムードメーカーとしても活躍していますニコニコ



そんな川崎選手は、実は英語があまり話せませんあせる

それでも、チームメイトからも、こんな談話が出ています!


「彼には語学の壁はない。何故なら、

彼は笑いとジェスチャーと片言でコミュニケーションをとるから。

旺盛なサービス精神もあって、チームメイトや現地のファンからも愛されています。



その言葉が示す通り、例えば投手が打ち込まれた時には、

川崎選手自らタイムを取って、投手に声をかけに行くシーンも多く見られます。



そんな川崎選手が、先日の試合でサヨナラ打を放ち、試合後のヒーローインタビューがありました。

その時、川崎選手は、

サンキューベリーマッチ。

マイネームイズ、ムネノリカワサキ。

アイム、ジャパニーーーーズ!!!!


と、なぜか自己紹介を絶叫メラメラ



さらに「カンペ」のノートを広げ、

たどたどしい英語で声を張り上げました。

「チームメートがチャンスをくれた。何とかしたかった!」

話せない英語を一生懸命伝えたくてとった行動に、ファンは大喝采ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!

最後に、同僚からクリームとスポーツドリンクを浴びせられて手荒く祝福されていましたクラッカークラッカー



他にも、勝利を祝う飛行機内でのビクトリーダンスや、独特の試合前のストレッチなど、

明るいキャラクターも相まって、川崎選手はファンにもチームメイトにも、

愛される存在になっていました。



そんな川崎選手とポジション争いをするライバルの選手が怪我から復帰する為、

代わりに川崎選手が下部組織に降格ドクロ

という事態が、6月25日に起こりました。

どんなに人気者でも、勝負の世界では力が全てですから、仕方のない事でした。

例によって、試合後に監督に呼び出される…はずでした。



ところが、なんと川崎選手の降格は、

試合後のロッカールームで、全選手の前で行われたのです!

チーム全員から愛されている事を誰よりも感じていた監督が、

川崎選手の送別会を敢行したのです!!
これは、極めて異例!なんてものではありません。

話によれば、これは

長いメジャーリーグの歴史の中でも、初めてではないかという快挙なんだそうです!!



川崎選手は、言葉が上手く話せなくても、

フォア・ザ・チームの精神でチームメイトやファンと

心を籠めたコミュニケーションをおこない、

結果として、チームから『もてなし返し』をされたんですね!



おもてなしが、新たなおもてなしを生むのって、素晴らしいことです。

そして、これまた珍しい事に、

なんと6月25日に下部組織の降格を告げられたばかりの川崎選手は、

翌々日の6月27日に、再度メジャーリーグへの昇格が発表されました祝日



野球の神様と、おもてなしの神様の仕業でしょうか?

いえ、きっと川崎選手の人徳と努力の賜物ですよね合格

これからも、川崎選手のご活躍を、期待しております野球ボール


最後までお読み下さり、ありがとうございました!!!