皆様、こんばんは!
火曜日のブログでも上がっていましたが、サッカー日本代表は今月4日に、ワールドカップ5大会連続での本選出場を決めてくれました!
当日私は仕事がお休みでしたが、諸事情もあって後半からのテレビ観戦となりました。
ハラハラしながらも後半ロスタイムの本田選手のPK弾に絶叫する事が出来ました♪(ご近所の方々の為に、控えなければ!!)
さて、そんな私と同様に、当日は気持ちを爆発させた方も多かったのではないかと思われますが、
その中でも非常ににぎやかに、そしていささか危険な盛り上がり方をされる事が予想されていたエリアが、渋谷でした。
若者のエネルギッシュな感情は、同調者と引き合いながら、よりエネルギッシュになるようでして、
過去にも駅前のスクランブル交差点が人々で溢れ返り、交通渋滞等を引き起こすきっかけにもなってしまう事がありました。
今回のオーストラリア戦の後にも同様の事態が予測された事から、警視庁は事前に交差点での交通誘導の準備を進め、その時に備えていました。
すると、駅前最大拠点の交差点では誘導もスムーズに行えましたが、
なんとその場所から約50メートルほど離れた隣の交差点が、ものすごい数のサムライブルーのサポーターで溢れ返ってしまいました!
その交差点では、若者たちが交差点を渡りながら、胴上げやサポーター同士でハイタッチを繰り返し、
停まっているタクシーに寄りかかる若者も現れるなど、非常に危険な状態となり掛けました。
そんな混沌とした交差点に、一人の救世主が現れます。
「それは、イエローカードです!」
交差点の警察車両の上からマイクで若者にアナウンスを行う男性隊員の声でした。

「お巡りさんからイエローカードをもらう前に、歩道に上がってください!」
「日本代表のように素晴らしいチームワークで進んでください!」
「日本代表のユニフォームを着ている皆さんは12番目の選手です。
日本代表はルールとマナーを守ることで知られています。
お巡りさんも、こんな良い日に怒りたくありません!
チームワークをお願いします!駅の方向へ進んでください!」
「ゆっくり前に進みましょう!怪我をしてしまっては日本代表のワールドカップ出場も後味が悪くなります!」
「怖い顔をしたお巡りさん、皆さんが憎くてやっているわけではありません!心ではワールドカップ出場を喜んでいるんです!」
「皆さん、おうちに帰るまでが応援です!」
など、とてもユニークでウィットに富んだアナウンスの数々で、その場の若者の心を掴んだのです!
実はこの隊員の方は、機動隊の広報係に所属され、花火大会などでのイベントで誘導指示などの経験を積み、
今年1月に庁内で行われたアナウンス技術の競技会で優勝の経験もお持ちとのことでした。
このアナウンスを耳にしていたサポーターからは、「お巡りさん!!お巡りさん!!」というコールが起き、
ネット上でもいつの間にか「DJポリス」と名付けられて話題になっています☆
この隊員の方は今回の出来事が話題になっているについて、「日ごろの訓練が生きただけ」と恐縮しているそうですが、
私は、一つ対応を間違えば殺伐とした空気も流れがちな危険な状況の中、若者の共感を呼び、
大きなトラブルもなく事態を収束させることに成功した背景には、おもてなしの心があったからではないかとも感じています。
おもてなしの行動も相手に意識をさせた時点でおもてなしではなくなるとするならば、
相手の気付かないところでさりげなく働き掛け、相手に満足をしていただくというおもてなしの心構えが、
この隊員の方の心の中には少なからずあったように感じます。
その心が、喜びに溢れたサポーターの感動を呼んだのでしょう♪
そして、結果として今回の誘導により、負傷者・逮捕者が0人だった事を評価され、警視庁から警視総監賞授与も検討されているとの事です!
素晴らしい出来事ですよね!!
素敵なお話だったので、長文でしたが紹介させていただきました!
最後までお読み下さり、ありがとうございました!!
戸泉信明でした!
火曜日のブログでも上がっていましたが、サッカー日本代表は今月4日に、ワールドカップ5大会連続での本選出場を決めてくれました!
当日私は仕事がお休みでしたが、諸事情もあって後半からのテレビ観戦となりました。
ハラハラしながらも後半ロスタイムの本田選手のPK弾に絶叫する事が出来ました♪(ご近所の方々の為に、控えなければ!!)
さて、そんな私と同様に、当日は気持ちを爆発させた方も多かったのではないかと思われますが、
その中でも非常ににぎやかに、そしていささか危険な盛り上がり方をされる事が予想されていたエリアが、渋谷でした。
若者のエネルギッシュな感情は、同調者と引き合いながら、よりエネルギッシュになるようでして、
過去にも駅前のスクランブル交差点が人々で溢れ返り、交通渋滞等を引き起こすきっかけにもなってしまう事がありました。
今回のオーストラリア戦の後にも同様の事態が予測された事から、警視庁は事前に交差点での交通誘導の準備を進め、その時に備えていました。
すると、駅前最大拠点の交差点では誘導もスムーズに行えましたが、
なんとその場所から約50メートルほど離れた隣の交差点が、ものすごい数のサムライブルーのサポーターで溢れ返ってしまいました!
その交差点では、若者たちが交差点を渡りながら、胴上げやサポーター同士でハイタッチを繰り返し、
停まっているタクシーに寄りかかる若者も現れるなど、非常に危険な状態となり掛けました。
そんな混沌とした交差点に、一人の救世主が現れます。
「それは、イエローカードです!」
交差点の警察車両の上からマイクで若者にアナウンスを行う男性隊員の声でした。

「お巡りさんからイエローカードをもらう前に、歩道に上がってください!」
「日本代表のように素晴らしいチームワークで進んでください!」
「日本代表のユニフォームを着ている皆さんは12番目の選手です。
日本代表はルールとマナーを守ることで知られています。
お巡りさんも、こんな良い日に怒りたくありません!
チームワークをお願いします!駅の方向へ進んでください!」
「ゆっくり前に進みましょう!怪我をしてしまっては日本代表のワールドカップ出場も後味が悪くなります!」
「怖い顔をしたお巡りさん、皆さんが憎くてやっているわけではありません!心ではワールドカップ出場を喜んでいるんです!」
「皆さん、おうちに帰るまでが応援です!」
など、とてもユニークでウィットに富んだアナウンスの数々で、その場の若者の心を掴んだのです!
実はこの隊員の方は、機動隊の広報係に所属され、花火大会などでのイベントで誘導指示などの経験を積み、
今年1月に庁内で行われたアナウンス技術の競技会で優勝の経験もお持ちとのことでした。
このアナウンスを耳にしていたサポーターからは、「お巡りさん!!お巡りさん!!」というコールが起き、
ネット上でもいつの間にか「DJポリス」と名付けられて話題になっています☆
この隊員の方は今回の出来事が話題になっているについて、「日ごろの訓練が生きただけ」と恐縮しているそうですが、
私は、一つ対応を間違えば殺伐とした空気も流れがちな危険な状況の中、若者の共感を呼び、
大きなトラブルもなく事態を収束させることに成功した背景には、おもてなしの心があったからではないかとも感じています。
おもてなしの行動も相手に意識をさせた時点でおもてなしではなくなるとするならば、
相手の気付かないところでさりげなく働き掛け、相手に満足をしていただくというおもてなしの心構えが、
この隊員の方の心の中には少なからずあったように感じます。
その心が、喜びに溢れたサポーターの感動を呼んだのでしょう♪
そして、結果として今回の誘導により、負傷者・逮捕者が0人だった事を評価され、警視庁から警視総監賞授与も検討されているとの事です!
素晴らしい出来事ですよね!!
素敵なお話だったので、長文でしたが紹介させていただきました!
最後までお読み下さり、ありがとうございました!!
戸泉信明でした!