3人目の自分
HSPの方だからということではありませんが、HSPの方の中には、HSP気質による外部からの影響で、後天的に自分に対して否定的認知を持たれがちな方もいるようです。又、パニック障害の方も、今の自分を悲観してしまう、そんな方もいることでしょう。(私も当時そうでした)
こんな気持ちの切り替えに関わるお話です。
NLPの話術のスキルのモデリング対象にもなっている、家族療法で名が知れてるバージニア・サティアの、カウンセリングでのことです。
悲しんでいるクライアントに
サティアは問いかけました。
「そういうあなた自身のことをどう思うのでしょう?」
クライアントは
「嫌いです。情けないです。」
そして、サティアは、このクライアントの2人目の自分が問題として、質問を投げかけながら、根本的に抱えている心の問題を解決に導いていくのです。
つまり、悲しんでいる自分が1人目とすると、1人目の自分を「嫌い。情けない。」と言ってる2人目の自分。
この2人目の自分が問題であり、課題認識するところなのです。
悲しいといった感情、それ以外のネガティブな感情を抱くのは、人間そのものです。
1人目の自分は、許して受け入れて、2人目の自分が現れた時、3人目の自分をつくり
3人目の自分から2人目の自分(この場合、嫌い。情けない。という自分)に、アドバイスしてあげてみてください。
ポジティブな人って、1人目の自分が現れない、或いは、蓋をしてしまう人でなく
2人目の自分が現れても、3人目の自分がすばやく現れる人だったりします。
バージニア・サティアの話術をモデリングした質問技法のスキルも含むNLPコース↓↓も開催しています。
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