パニック障害克服に向けて

 

パニック障害の体験とともに克服に至る経緯、克服に向けての思いを綴っています。

 

【これまでの体験記】

1~4はこちら別のブログで

 

5.から

 

6. 克服に向けて大事なこと
許す・認める・受けいける

 

~はじめに~
NLPの前提の1つです。
「全ての行動には、それを起こせる肯定的な意図がある。又、全ての行動にはそれを活かせる価値がある。」

パニック障害を患ってた時、休職しては復職を何度か繰り返していた。

休職することが決まるときにはホッとした。
通勤電車や会議などから開放されると思うと、心が軽くなった。
しかし、休職し、それが一週間、二週間と経つと、社会から隔離されてるような孤立感を抱き、休職期間の終わりに迫ってくると、パニック症状が何ら良くなっていないことでの虚脱感、変わらぬ日々の繰返しで、あっという間に過ごしたことへの後悔、復職に向けての焦りを感じていた。

当時は、仕事人間で仕事にやりがいを感じ、仕事を通しての付き合いの生活から、仕事を取ると何をすればいいのか、ぽっかり時間があいた。
好きだった車を乗って遠出することもパニック症状でできない。
徒歩圏内で過ごし、ぼーと休んでいるだけだった。

今思うと、これではパニック障害が良くなるわけがない。

しかし、当時を振り返り、良かったと思えることは、休んでる自分に引け目を感じていなかったことだ。
仕事を頑張って壊れたのだから、休んで当然。治して復帰すればいい。その為に休んでる。と思っていた。

そして、救われたのは、普段と変わりなく接してくれる仲間の存在だった。
普通に飲みに誘ってくれる職場仲間がいた。

ストレス発散等、治すためにも必要な時間だと思っていたので、場所も電車が苦にならない所で、気兼ねなく飲みにいっていた。私からも誘ったりしていた。
(因みに、居酒屋では、カウンターの席は苦手だった。テーブルよりも拘束感がありパニック症状が起きやすいからだ。)

他にも、仲間達から賭けボーリングや送別会などのイベントにも誘われると、なんの迷いもなく参加できる時はしていた。

麻雀もよく誘われたが、麻雀だけは拘束感が強く予期不安から辛くなるだろうと思い、断っていた。それで負けるのも嫌だったからだ。


恵まれていたのは、入社当時からのこうした家族のような先輩達や仲間がいたことだった。
20代で肺を患い2ヶ月程休職し、パニック障害でも短期、長期の休職。それでも、それなりのポジションにつかしてもらえたのは先輩達や仲間のおかげだ。

しかし、こういう私を良く思わない人もいたようだ。
客観的に見ると、当然だと思う。

休職していて、普通に飲み会や親睦会には参加してるのだから。それにパニック症状を健常者が理解できるわけがない。
そして、こういう良く思わない人との関係でパニック障害を治すきっかけもできたのだった。

【克服する上での大事な前提】
パニック障害、うつ病で休職されてる方の中には、休んでる自分を否定されたり、休んで旅行いったり、映画鑑賞したり、自宅でだらだら過ごしたり、そんな自分を惨めに感じたり、悪いように感じたり、嫌だったりする方もいるようです。

全ての行動には、それを起こさせる肯定的な意図がある。(NLPの前提の1つ)
休む自分、映画鑑賞する自分、だらだら過ごす自分も、あなたにとって肯定的な意図があります。
まずは、そんな自分を受け入れ、許し、認めてあげましょう。
そして、その行動が自分にとって、或いは人に有害 (例えばパチンコ依存など) であるならば、その行動の肯定的な意図することを他の行動で補ってあげましょう


パニック障害を克服する上で、まず大事なことは
④つ目
割りきって休む。自分のために休む。
他人がどう思おうと、自分にとって有益な好きなことをする。
休職の目的に向けて、堂々と自分ファーストにして休んでください。

 

~ カウンセリングも承っています。お1人で抱え込まないでくださいね。~

 

 

 

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