多くのパニック障害の方と関わってきて、その方がHSPであると断定できるわけではありませんが、HSP傾向にあると思われる方が比較的多いようです。

私自身がパニック障害になった実体験も踏まえて、パニック障害になる段階と、HSPの方がパニック障害になるうるリスク原因とストレス対処についてのお話です。

パニック障害になる段階 ですが

① 慢性的なストレスで自律神経を乱し、不調となる身体症状が現れ、それとともに精神的な苦痛を伴う恐怖体験をし、トラウマとなる。
症状例としは、過呼吸、動悸、めまい、吐き気(嘔吐)、下痢・腹痛などで、病院で検査をしても異常はなく、自律神経失調症と最終的に診断されることもあります。
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② 体験が起きた同じような場所や、症状が現れても逃れられないような場所で症状を繰り返すことで、トラウマが強化される。
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③予測しての不安(予期不安)も根付き、苦手な場所が増え、これまでリラックスできてたような場所も緊張してしまうことにもなる。不安から行動が制限されることで、ストレス発散もできないまま、うつ状態にも発展することもある。

 

元はストレスからの自律神経の乱れが多いですが
HSPの方がパニック障害を発症するリスク原因としてあることに
慢性的なストレスを抱えやすいことなんです。
それによって自律神経を乱し、上記のパニック障害の段階①の状態になることがあるのです。

HSPの方にありがちな慢性的なストレス要因
・相手に気づかい、自分の気持ちは抑圧し不満をためやすい
・感受性が強く、対人関係で気が張りつめ心身的な疲労感が残りやすい
・頭を使うことが多い。休んでる時間も何かしら考えてる。休めない。
そして、
危機回避能力、危険察知能力に長け、思考力もあるため、より、未来の不安要素に対して、恐怖、不安感を抱く、予期不安が強くなるのです。

HSPの方は、慢性的なストレスを抱えないように、
・のんびりする時間をつくる
・何も考えずに休む時間をとる
・自分を労り、人の前に自分を大切にする
・我慢しない、いつも頑張らない

・嫌な時は断る。後回しにせず、早く断る

・頼るのも力です。悩みを1人で抱えず誰かに相談する
・心身の不調を感じたら、責任感は捨てて早く病気に行く
私も心掛けてることです。

いつももすーすーと寝てるレオ君


たまに「レオ君はいいなぁ」とレオ君にぼやいてる私

 

 

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