HSPの方がしがちな行動かも

 

年末になると、ここ何年か不吉なことが起きてる。悪性リンパ腫の疑い、骨折などなど。
年始休暇を意識すると気が緩むせいかもしれない。
 

昨年末はコロナに感染し年始まで寝正月だった。

(きっと、病気にでもならないと休むことをしないから、そうさせられてるのかもしれない。

HSPの方は、中々休むことをしない人が多いように感じる。これを済ましたら休もうと思いながらも、また何かしら始めてしまう。しても、しても終わりがないのだ。休んだつもりでも何かしら考えてる。)

一昨年末は、寝ぼけてリクライニングシートから転げ落ち、顔面骨折した。
内出血で顔面全体が黒アザ状態で、痛みもあったが、当日入っている仕事の予約をキャンセルするわけにもいかずフル稼働。(仕事中はトランス状態なのか、痛みも忘れた。スポーツ選手が試合中に怪我しながらも怪我に気づかずプレーしている状態だ。集中力だけは凄いかも。)
こうして休まず仕事してしまうところが、HSP気質から後天的に根付いてる信念に基づいた行動傾向にあると思っている
強い責任感のあまり、自分よりもまず相手を大事にしてしまう。

我慢する力、忍耐力もHSPの方は強いと思う。
 

翌日、近所の整形外科に行くと、骨が固まらない内に早く手術をした方がいいとのことで、手術のできる獨協医科大学を紹介された。そこでは、後遺症のリスクを考えると手術が良いが、手術をしなくてもしびれは多少引いていくこともある…手術しますか?聞かれた。患者判断らしい。
左顔面が痺れ、上側の歯の感覚もなく、残りの人生、この状態が残るのはきつい。
骨が固まると手術ができないため、今、手術をするか、しないか判断しないといけない。この時も、責任感が働いた。
3週間後に、大阪でセミナーを開くことになっていたため、手術をすると、治療で中止にせざるおえない。中止にすると、皆に迷惑をかけるし信用も失う。
その為に手術は断り、ビタミン剤を6ヶ月服用する治療を選択した。

5年前の年末はこんなこともあった。
11月から、高熱が出たり引いたりを繰り返し、喉のリンパが腫れた状態が続いた。仕事がつまってて病院に行けず、解熱剤で平静を装って仕事をしていた。(ここでも責任感から仕事を休めない自分)

年末にようやく職場近くの山王病院で血液検査等を受けると、悪性リンパ腫の疑いがあるとのことで、NTT関東病院の血液内科を紹介され精密検査を受けることになった。

ただ、NTT病院の予約がとれるのは年明け中旬で、病気のことを調べ、悪性リンパ腫であることを覚悟した。発熱症状や血液の異常値などその通りだったのだ。

血液型がRHマイナスの為、手術はできるのだろうか…など考えた事もあったが、この時は、それ程のネガティブ感情にはならなかった。これまでの体験があったからだと思う。

20代の時、肺の開胸手術で一ヵ月程入院治療をした時の、耐え難い身体的な痛みを乗り越えた経験、何よりもパニック障害の精神的な苦痛を乗り越えた経験、そして、心理の学びや様々な人との出会いによる過去とは違う価値観の持ち方が、難題を乗り越えるためへと前向きにさせた。

悪性リンパ腫の疑いがあるとされた日から、暗示療法で自己暗示を朝晩行った。
熱のアップダウンが周期的にあり、熱が下がった時には、近くにある龍泉寺の湯で、岩盤浴で自己暗示をしたり、日本酒を飲んだりと、身体の芯を温めることをした。(素人判断で悪い菌が死滅すると思った)

こんなことが効果があったのか、違う病だったのか解らないまま、不思議な事に一か月後、回復していったのだった。
 

この時の経験を活かし、顔面骨折による麻痺状態が回復する自己暗示を毎日行った。
これも効果があったのかどうかは解らないが、今は痺れもほぼ消え、心と身体の繋がり、人間の自然治癒力には、凄く感動している。

大阪でセミナー予定がなければ、間違いなく手術をしていただろうし、どの選択が良かったのか、何とも言えないが、
言えることは、場合によっては、責任感は手放して、もっと自分を大切にしないといけないと感じている。
 

HSPの方は、自分を疎かに頑張ってしまうことが多いのではないでしょうか?
お互い、まずは自分を大事にしましょうね。

愛くるしいレオ君。


きっと自分を大事にしてるんだろうなぁ。

 

自己暗示もできます

 

 

 

パニック障害体験記