中古品で購入した
台湾デジタル担当相オードリータンさん関係の本3冊
1冊目を読み終え 2冊目へ
(5月20日から発足する次期内閣には
留任せず退任が決まったそうだけど)
本の中にこんな言葉が
「封事不封人」(封の旧字が使われている)
ドゥイシーブドゥイレン
人ではなく物事に対して行おうという意味・・だそう
その人に対する批評と
間違った行為を正すことは異なる行為
台湾で昔から
標語のように使い古されている言葉で
この概念が社会に浸透しているそう
台湾は人口密度が高く人と会うことを避けられない
人口密度が高いがゆえに人々が親しくなる速度が速くなり
まるで社会全体が一つの大きな家族のようになる
健康・教育・公共交通の3つに関しては
社会主義的なシステムを採用しているとも
台湾人には
同じ船に乗った者同士が助け合おうという精神が
根付いていて
その精神と資本主義における競争精神とを
分けて考えることができていると思うと書いている
ず~~~~っと前に
資本主義か社会主義かではなく
どちらも良い部分を取り合わせて
社会を作っていくのがよい
そんな文章を目にしたことがあって
そうだよなぁ・・・と思ったことを思い出した
台湾の「封事不封人」の精神のおかげで
日本は許されてきた?
・・・なんてことも思ってしまった