(2)楽天、アマゾンジャパン、ヤフーの比較
ヤフーがZOZOを買収することになったので、楽天、アマゾンジャパン、ヤフーの比較
が新聞紙上でしばしば紹介されるようになりました。それは次の表です。
楽天・アマゾンジャパン・ヤフーの比較
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取扱高 |
ファッション取扱高 |
利用者数 |
ブランド数 |
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楽天 |
3.4兆円 |
7500億円 |
4804万人 |
約1100 |
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アマゾン |
2.7兆円 |
非公表 |
5004万人 |
1000以上 |
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ヤフー+ZOZO |
2.6兆円 |
3231億円 |
2880万人 |
約1200 |
3、メーカーのチャネル戦略
(1)D2C
D2C(ダイレクト・トウ・コンシューマー)に力を入れるメーカーが増加中です。
・キリン・・・「ホームタップ」と呼ばれています。「一番絞りプレミアム」とかクラフトビールなどの限定品を月に2回、1リットルのビールを2本届けます。専用サーバーで楽しめます。月7500円。新鮮な樽詰めビールを工場から直送されます。ちょっと魅力的です。2021年末までに3万人の会員獲得を目指すそうです。
・資生堂・・・「オプチューン」とい呼ばれています。消費者は専用のスマートフォンアプリで肌を撮影し、皮脂量や水分量を測定します。天候や花粉の飛散量、睡眠状態などのデータとかけあわせ、8万通りの配合パターンから最適なスキンケアを提供します。消費者の自宅には5種類の化粧液のもとが入った専用マシーンが届きます。月1万円のサブスクリプション方式でサービスを提供しています。化粧品のもとはなくなる直前に自動でおくられてきます。
このようなメーカーが続々と登場すると思います。理由は、①消費者の囲い込み(固定客化)ができるからです、②プラットフォーマーはコントロールできないからです。コストがかかることがはっきりしてきたのです、③大規模チェーン店を経由しないので、バイイングパワー対抗策にもなるのです。
4、その他
(1)カラーコンタクト、アジアで人気
カラーコンタクトがアジアで人気なのだそうです。売れているのは色つきや瞳を大きく見せるファッション用のコンタクトレンズです。それも付けている感じが他の人からはっきりとわかる「非ナチュラル派」のレンズだそうです。
シードは、2019年3月期の海外売上高は前期比5割増しの24億円でした。瞳の色を変えるカラーコンタクトは紫や緑といった鮮やかな色が日本とは異なり売れるのだそうです。
現在のところ、日本のカラーコンタクトは「安全安心」という評価を得ているのだそうです。日本発のカラーコンタクトレンズが、アジアで人気とは意外な感じで、少し驚きました。日本人が何気なくしている消費・生活の一部が海外の人からすると新鮮に写るようです。
(2)食品ロス削減推進法
食品ロス削減推進法が、5月に成立し、秋に施行されます。それにともなって、メーカーも流通業者も食品ロスの削減に取り組み始めています。
メーカーは、スナック菓子や飲料の製造年月日を「年月表示」に切り替え始めています。店頭で一日でも賞味期限の遅い商品を購入しようとする買物行動が結果的に廃棄につながる商品を増やしているという認識からです。
小売業の大手は、賞味期限の最初の三分の一の期間を過ぎると納品できなかった三分の一ルールを二分の一ルールに変更し始めています。このルールの改定は大きな効果がでるように思います。
また、ローソンと三菱食品は、店舗への納品期限を過ぎた菓子や缶詰などの食品をフードバンクに寄附し始めています。全国フードバンク推進協議会を通じて、加盟するフードバンクに提供しています。
日付の変更、小売業の仕入れルールの変更、フードバンクへの協力によって、食品ロスを削減していきたいものです。特に、これからはフードバンクの育成が必要になってくると思われます。
以上