新手法で熟成の短角牛 盛岡で試食会 | 光触媒(ひかりしょくばい)の原理

光触媒(ひかりしょくばい)の原理

光触媒(ひかりしょくばい)は、太陽光や蛍光灯などの光が当たると、その表面で酸化還元反応が起こり、細菌やウイルス、悪臭成分などを効果的に分解・除去される作用の事です。

ドライエイジング(乾燥熟成)の手法で加工した短角牛の試食会は16日、盛岡市大沢川原1丁目のステーキ・鉄板料理店「和かな」で開かれ、高付加価値化による消費拡大の可能性を探った。

和かな(坂下陽市社長)と久慈市の田村牧場(田村英寛社長)が主催し、12人が出席。ドライエイジングは、米国で人気が高まっている牛肉の熟成法で肉を柔らかくし、うまみを引き出すのが特長。

田村牧場が生産した短角牛のモモとサーロインを静岡県富士宮市の食肉業者「さの萬」に委託。温度0度、湿度70~80%の保管庫に送風を続け55日間熟成した。

肉は塩だけで味を付けて焼いた。出席者からは「独特のナッツ臭がある」「肉汁が増える」などの感想が出された。

坂下社長は「肉の部位や熟成期間、コストなど検討を重ね商品化につなげたい」と抱負を語った。

出典:岩手日報