旅館、飲食店など自慢料理
男鹿の旬の味覚マダイを堪能できる「男鹿の鯛(たい)まつり」が15日、始まった。
男鹿市観光協会(男鹿市船川港船川)では、マダイに最も脂が乗るこの時期に合わせてまつりを開いており、今回で36回目。今年は寒さが長引いて海水温が上がらなかったため、身の締まりが良いという。
まつり中は、男鹿市内14か所の温泉旅館や飲食店などが、それぞれ自慢のタイ料理を客に振る舞う。同市船川港椿の魚介料理店「いちりき家」は、刺し身や塩焼き、ざっぱ汁など8品程度の「鯛ランチ」(3500円)を提供。弾力と甘みが特徴の刺し身や、ホクホクとした塩焼き、タイのだしが効いたざっぱ汁が好評という。店主の船木守さん(66)は「地元産にこだわって、精いっぱいもてなしたい」と意欲的だ。
男鹿市観光協会の佐川香織さん(24)は「男鹿でしか味わえないタイを食べに来て、男鹿の観光スポットにも足を運んでほしい」と話している。
鯛まつりは6月30日まで。宿泊予約は前日まで、日帰りランチは2時間前までの予約が必要。問い合わせは同観光協会へ。
出典:読売新聞