【 萬蔵 稲荷神社 】
■御鎮座
宮城県 白石市
小原 字 馬頭山 6番
■御祭神 宇迦之御魂神
( うかのみたまのかみ )
■創建 天明5年 (1785年)
萬蔵 稲荷神社は
宮城県 白石市にある 神社です。
鎌倉時代から
歴代神仏に仕える
熊谷家 (当社宮司)
11代目 羽黒修験者
大阿闍梨 金剛院祐観の勧請。
(当時 馬子にて 萬蔵 と名乗る。) が
祠を 建立し 宮司となる。
~御由緒~
萬蔵 が若かりし
小坂峠 付近で
馬方 をしていた頃
旅に疲れた老人を
自宅に招待し もてなした。
翌朝、老人は自身が
稲荷大神の化身であることを名乗り
礼として 馬 3頭を 萬蔵に贈った。
萬蔵 は贈られた
3頭の馬を資金に
稲荷神社を 建立。
萬蔵は以来
信仰の道に没入し
信仰一途の歳月で
大阿闍梨 金剛祐観 の
称号 を 授与された。
お稲荷さまは
衣・食・住 すなわち
生活基本に亘って
御神徳 をお授け下さる神様で。
特に 萬蔵 稲荷 さまは
商売繁盛 ・ 五穀豊穣 ・ 良縁子授けの
霊験 あらたかな 神様である。
自然に囲まれた 深い森に
突然 現れる赤の鳥居
とても 幻想的な雰囲気を
感じることができます。
数百メートルに続く参道に
150 以上の 赤い鳥居が
並んでいましたが
震災の影響で
現在は 100基余りに
なったそうです。
【 萬歳楽山 】
萬歳楽山の
( まんざいらくさん )
奥宮 となる萬蔵稲荷神社は
萬歳楽山に見立てた
磐座 (御神体) が
萬歳楽山の
方角に なっている。