曲解説 聞こえてる | ギターとバイクとカタオカ

ギターとバイクとカタオカ

ギターとバイクが好きなんだ。

どーも。夜にコーヒーのんで頭がぐるぐるしながら入力してます。

今日はこの曲。



カタオカシュンスケの「聞こえてる」です。

これも1stアルバムには収録されてる曲。


なんの間違いか、シングルでリリースした時、ITune Storeのダンスミュージックデイリーチャートでランクインした曲ですが、それ以降全くランクインしてないのでタイミング的なものだったのだと思う。


この曲が1stで個人的に一番好きな曲。

2018年に2016年11月から加入していたRapunzel's Walking Dayというバンドを脱退して一人で活動しはじめてから、やっとやりたいことが形になったと確信できた曲でした。2020年リリース。


最初は自分で作詞作曲した曲でバンドをやりたいなと思って脱退したんだけど2年間バンドが組めなかった。

メンバーが集まっても何曲か作っても1曲もOKがでなくて心が折れ、メンバー募集サイトに登録してもメンバー候補の人に初めて会う日に仕事のトラブルが起き、バンドが組めず、終いには転勤をちらつかされ、

あ、おれバンド組んでも人に迷惑かけるだけだわ。

と思い、バンド組むのを諦めた2019年夏。

同時に住民トラブルやら、当時付き合ってた人と別れたりで、全部投げ出したいと思って無になってた。

後先考えず貯金くずして旅行いったりしてた。


そんな時期に聴いてた音楽がPost Maloneとかだったかな。



あとEDENって人を聴いてた。



バンドサウンドに拘らなければ一人でもやれるのかなあと思い始めた。


そんで冬にはコロナで未曾有の危機ということで、予約してた旅行とかはキャンセルになり、ちょっと作曲を再開した。


バンドやりたかったのにできなかったというひねくれ方をしてたのでとにかくエレクトロやヒップホップを聴き漁ってた。


でもAVICIIとか聴いても、Travis Scottとか聴いても自分が作れるイメージがまったくわかなかった。


そんな時、Pendulumのこの曲を聴いた。



これロックバンドじゃねえの?と思ったが、ここからドラムンベースというBPM174くらいのダンスミュージックがあることを知った。


これなら作れるかも、と思ったけどそこから作れるようになるまで、どんなサウンドが使われてるか理解するのにけっこう時間がかかった。


そんでやっとできあがったのが「聞こえてる」だった。


歌詞は、コロナ下でもありがたいことに仕事がめちゃめちゃあり、自律神経がおかしくなってた時期のことである。


まじでずっとキーンって耳鳴りがやまなかった。


でもバンドが組めなかったり、コロナがあったりでなにも計画通り進まなかったけど、


もっと遡れば、富山で就職して、これからベビハリがんばっていくぞ!と思った矢先、急に転勤になってバンドができなくなったけども


自分ではどうしようもないネガティブな出来事にとらわれているよりかは、


一人で音楽を作って、こうやって公開する活動をやってみようという前向きに行動してみること。


そうして予想外な方向に転がった人生もそんな悪くないのかもしれないと、そう思ったときに書き上げた曲です。