ものづくりのセンスがない
最近作業療法で取り組んでいるのはミサンガだった
高校時代の部活でマネージャーさんと大会前にミサンガの交換を行うという風習があった
私の高校の私がいた部活の話
もちろん世間一般の常識ではないです
ただもしかしたら、たまたま同じことを日本全国探したらいるかもしれませんが…
余談は置いといて
その高校時代にミサンガを作ったことを思い出し、ミサンガを作ろうと思い作業療法で作っていた
急性期病棟のときもミサンガを作ったが、家族と荷物のやりとりをしているときに紛失してしまい、見つからないので、新しく作ることにした
その前はペーパークラフトをやっていたが、失敗して、意気消沈したからだ
もっと簡単なミサンガならできるかもしれない
本当はジグソーパズルをやりたいのだが、退院が近い人は途中になることもあるから、作業療法士さんがジグソーパズルを買ってくれない
という理由があってミサンガを作っていた
水曜日にそのミサンガが完成した
長さは思っていたより短い方にギリギリになり、つけると圧迫されて、跡がつくかもしれない短さだったが、作ったミサンガは結びが緩いのか、伸縮性自在で伸びるので、後はつかなかった
問題は今日
シャワーを浴びようと服ズボンを脱ぐときに指がミサンガが引っかかり、脱げかけてしまった
かかとを通過してしまった
そのためつけるときはギリギリのパツンパツンの状態だったのに、今はダボダボのゆるゆる
余裕で踵を通りすぎそうなくらいにゆるい
しかとなお、伸縮する
それで私はまたショックを受けた
何でこんなにものを作るセンスがないんだろう
最初の会社はメーカーだったが、部品の製造が全くうまくできず、うまく動かない
しかも組み立てるスピードは遅い、部品の組み立てミスを頻繁にする
見た目は悪い
前にやったペーパークラフトもそう
見た目ははぐちゃぐちゃ
ノリでベタベタだし、隙間はあるし、失敗して、違うものを組み付けるし
これなら失敗しないだろというミサンガだってゆるゆるで使い物にならないかもしれない
ものを作るセンスがなさすぎる
不器用すぎる
母親の誕生日まであと1ヶ月
ミサンガ作ろうか?と言ったら、じゃあ作ってと言われ、来週から作ろうと思うが、こんなレベルのミサンガ使いものになるのだろうか
自分が使うのはいいが、母親が使うのは大丈夫か…
心配
退院後レザークラフトをやってみたい
レザークラフトの会社に就職して、力をつけて独立して地元に店を開くのも良いかと思っていたが、こんな不器用な人ができるわけない
やっぱりものづくりは自分には無理だなと改めて悟った
何ならできるんだろ
早く自分の適性を知って、生きやすく役に立つ方法を知りたい