1月24日(水)に、2024年最初のZoomおしゃべり会を開催しました。

参加者は、北海道、東京、千葉、神奈川、大阪の、小学生~ハタチくらいまでのお子さんのいるお母さん。

運営メンバー含めて7名でお話ししました。

 


自己紹介では、お子さんが学校外で過ごすことを選んだ理由のキーワードに「自由」を挙げる方が多く、学校での過ごし方、学び方を窮屈に感じるお子さんがいるのは、昨年のアンケート結果にも通じます。
 

 

 

 

全体トーク

事前にいただいていた質問項目を中心に、いつも通り話せる人が話すスタイルで進みました。

 

中学校の通知表「斜線」「1」どっちがいい?

長期欠席になる多くのホームスクーラーは、通知表の書き方について、先生と話したり意見をすり合わせる必要があります。
先生は家庭の意向を尊重しようとしてくれるけど、「欠席した教科の評価を斜線にしますか?1にしますか?どうしますか?」と聞かれても、子どもも保護者もわからないよ!ということで

 

《通知表は斜線がいいか?1がいいか?》が話題に出ました。

 

進学先にもよりますが、通信制高校に進学する場合はどちらでも良さそうです。
また、公立高校を受験する場合は中学2年生から3年生の成績が内申点に反映されますが、長期欠席が内申点に不利に働かないよう通知を出している自治体もあります。

 

他にも、10代後半のお子さんがいるお母さんへ「お子さんはなぜ大学へ行こうと思ったのか?何が好きでどんな学部に行こうと思ったのか?」という質問や、高卒認定試験についての話題が挙がりました。

高卒認定試験の出題範囲が高校1年生までの内容なことにホッとしたり、試験が年2回しかないことに「もっと増やしてほしい!」という意見が出たり。

高校以降の進路についても、学校やネットの情報だけでは得にくいお話ができるのも、おしゃべり会の良いところです。

 

また「不登校対策として学校を変えようという意見にモヤモヤする」「安心安全なホームスクールについて」など、幅広い内容でお話しできました。

ホームスクーラーが笑顔で楽しく過ごす日常や、困りごと、時に感じるしんどい気持ちをシェアしたり周りに伝えることが、ホームスクール・ホームエデュケーションの認知度向上につながります。
その一方で、ちょっとだけ目線を社会に向けてみると、不登校にならざるを得ない家庭ごとの苦しさにも気づける気がしました。

 

個別ルームトーク

後半は2~3名の個別ルームに移動してじっくり話す時間。

親が子どものしていることを一緒に楽しんでみることの効用や、今の世の中、みんなちょっと焦りすぎじゃない?なんて話題も出ました。

「ゆっくり休んだあと①時間 ②タイミング ③安心できる人との関係 が十分確保できると人は動き出す」というお話を聞き、深く納得しました。

 

開催後のアンケートにも
〇いろいろ話せて楽しかったです。

 

〇個人的な質問がしやすい人数、環境だった。

 

〇みなさん、ホームスクール歴が長い人たちだったため、深い話が聞けたことがよかったです。

 

〇お子さんの年齢が高い親御さんのお話も聞けて、これからのことを考える機会になりました。

 

〇自分が住んでいる地域以外の、学校外の居場所情報について少し知れた。子供の少し先の未来について知ることが出来そうで、安心できる要素になるなぁと感じた。

 

〇安全安心を広めるの話で、地域住民へのつながりも大切だと分かりました。

 

こんなご提案もありました。

 

〇学校からはみ出した子のコーディネーターさんは必須だな、と思う。

学校内外や地域・市民レベルで、このおしゃべり会のような意見交換の場が増えることも、少しずつ世の中を変えていく原動力になるような気がしました。
ご参加いただいた皆さま、温かくも学び多い時間をどうもありがとうございました!

 

 

次回の保護者おしゃべり会は、3/31(日)にリアル開催飛び出すハート予定です♪


 
新学期が始まる前のドキドキ・モヤモヤを、一緒にお話ししてみませんか?(写真は前回の様子です)
お申し込みはpeatixから。ページができ次第ご案内します。