クロス円では依然として豪ドル円の下落が止まりません。

先週は90円台まで下落していますが89円台から90円台では下げ止まり
への期待が掛かります。

豪ドル円を週足で確認するとリーマンショックでの急落からの反発後
72円から89円のレンジで大きな持合を3年近く形成してしたのが
持合の上限を超えたことで105円まで急騰しました。

相場の壁を越えた後、壁だった水準が今度はサポートとして作用する
というパターンは多く、今回もそうなれば89円から90円台では
下げ渋りを見せてくれる可能性はあります。

もちろんそうならずに更に下げていく可能性もありますので決め付け
はしないで推移を確認したいです。


他のクロス円も週足で見ると欧州通貨であるユーロ、ポンドなどは
高値圏で持合を形成していますのでもう一段、上の上昇を見せても
おかしくありません。

ただし、ユーロ、ポンド、豪ドルとも現在の環境は強い円高圧力下
にありますので現時点での下値目標値はポンド円は149円半ば、
ユーロ円は127円後半となります。

両通貨とも既に先週に到達していますが終値でしっかりと下落する
可能性も残されていると考えます。
先週のドル円は急落し95円前後まで下落しました。

週末には97円半ばまで値を戻しましたが強い円高圧力は継続しています
ので注意したい局面です。

現時点では特に蓄積されたエネルギーがあるわけではないので下値目処
としては相場の節目を意識したいです。

まずは4月中旬の安値である95円台。
実際に先週は95円台に突入した後、急速に戻しています。

来週早々にも再び下落に転じた場合は95円台がサポートとして働くか
注目されます。

次の節目が4月上旬の安値である92円半ば。

更に次の節目は2月安値の90円台と続きます。

現時点で売りポジションを持っている方はこういった節目では順次決済して
ポジション量を少なくするリスク管理も有効と思います。


悲観的な見方ですが株式市場同様に客観的に見て見ますと今回の急落は
昨年末からの上昇分の1/3程度の戻しでしかありません。(先週末時点)

もしも先週末安値で下げ止まり再び上昇したならすごく堅調な相場が継続
しているとの判断になります。

仮に1/2戻したとしたら90円台ですので90円台まで下落したとしても
半値戻しなんだと客観的に判断したいです。

現在の急落は上昇しすぎた相場の調整下落との認識を持ってどの値位置で
下げ止まりを見せるか確認したいです。
ドル円も豪ドル円も下値目標値へ到達して相場のエネルギーは出し切った
状態でしたが円高圧力に覆われている状態でしたので下げ止まりする
事を期待していたのですが結果は今週も円高の流れは変わらず
目標値を大きく超えて行く動きになりました。


特にひどいのが豪ドル円で下値目標値の96円前後を大きく下回り
週末には90円半ばまで下落していきました。
NY市場引けにかけては値を戻し92円半ばで終えていますが下落が
加速して行き過ぎた状態となりました。

ドル円も99円前後の下値目標値を大きく更新して95円前後まで
下落しましたがこちらもNY市場引けにかけては97円半ばまで
急速に値を戻し週末は日足陽線で終えています。


株式市場も上下動が大きく日経平均は12500円台まで下落して
いますが夜間の海外市場ではNYダウの急反発もあり13200円台
まで急激に回復しています。

為替、株式ともに非常に大荒れな展開に終始しました。