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今回も単発記事ということで、「波束の崩壊」という内容で御贈りします!
波束の崩壊とは量子力学分野の現象なのですが、具体的にはウィキペディア
の最下部にあるアニメーションを参考にしてください (;^_^A
波束の崩壊 参考アニメーション
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%B4%A9%E5%A3%8A
これが価格変動の何と関わるかと言いますと・・・
ある価格変動の周波数分析をフーリエ変換で行うと、数多くの周波数によって
価格変動が構成されていることがわかりますよね!
そして、その周波数を用いて価格変動を各波に分解すると下図のような
イメージで分解されるわけです。
異なる周期の波の束によって価格が動く現象となっていると理解できます。
まあ、その波の束を量子力学における自由粒子に置き換えて考えたらどうな
の?ってだけの話です。
量子力学において自由粒子の波束は、
波束の空間的広がりが狭いほど ⇒ 波束は狭さに応じて急激に空間的広がりを示す
波束の空間的広がりが広いほど ⇒ 波束は広さに応じて緩やかに空間的広がりを示す
という「波束の崩壊」について論じられています。ここで、「空間的広がり」を価格
の「標準偏差」に置き換えてみましょうか!
価格の標準偏差が小さいほど ⇒ 小ささに応じて急激に標準偏差が大きくなる
価格の標準偏差が大きいほど ⇒ 大きさに応じて緩やかに標準偏差が大きくなる
どうでしょう?
具体的に考えれば、狭いレンジであればあるほど、突然にボラティリティが上昇
して、ボラティリティが大きい局面ではボラティリティの変化が緩やかになること
になりますよねえ。
ちんたら動く場面とは暴落・暴騰の前触れ Σ(゚д゚;)
暴落・暴騰となったら、その後は力尽きたようにヨコヨコ ( p_q)
よく見るチャートパターンのような気もします・・
でも、急落⇒急騰や急騰⇒急落パターンもありますよねえ。でも、上記のパターン
を通常として、急落⇒急騰や急騰⇒急落パターンを異常と区分けして、
通常 ⇒ 可積分系
異常 ⇒ 非可積分系
としたらどうでしょ?可積分と非可積分は、
可積分系 ⇒ 解析的に解ける局面
非可積分系 ⇒ カオスな局面
※ 参考解説 ランダムの考え方とテクニカル分析 その1
※ 参考解説 ランダムの考え方とテクニカル分析 その2
※ 参考解説 今日の記事について
と昨日に解説しましたので都合良くチャートパターンを量子力学の世界で置き換え
できるような気がします。全く理論的な結びつきをしてないですけどね (;^_^A
でも、上記のように区分けができるのであれば、
可積分系 ⇒ Poisson分布
非可積分系 ⇒ Wigner分布
の特徴が価格の変化量から得られれば戦略化することは可能なのですよ。それが
理論的背景を得たものでないにしても、分布が得られたなら複雑系に潜む共通事項
があるのでしょうねえ。得られるかどうかについては言及しませんが・・
まあ、与太話に近い内容ですが、仮に正しければ行動心理なんて必要じゃなく、現象
として説明できちゃいますよね~。でも、市場・銘柄間の作用ってなると予想が難しい
という話が出てきてしまうので、あくまでも相場を他理論へ置き換えたらどうなるの?
的な内容と思ってください (*゚.゚)ゞ