期日前投票が簡単にできるようになったことは良い。しかし、まだまだ投票システムには大いに不満がある。
大学の下宿している友人たちの中から、帰省できないから投票できない、という声を聞く。葉書に保護シールを貼る形などでの遠隔地投票ができても良いのではないだろうか。総務省も投票率を上げるキャンペーンを行っているなら、そういった新しい工夫を凝らして欲しいと思う。
また、電子投票やインターネットを使った投票なども検討していかねばならないだろう。時代の趨勢を無視しての守旧には未来はないと思う。
選挙に関しての法律ももちろん国会で審議する訳だが、何とか外部・第三者委員会で骨子を作るといったようなことは出来ないものだろうか。議員に自分たちのことを決めさせるというのは、どうしても自分たちの利益を優先してしまうように思う。実際、議員年金についてを想起すればそれは明白だろう。国民の大多数が反対している制度であっても、自分たちの利益は守る。これが議員の実体である限り、そんな人たちに選出方法を委ねることは賛成しかねる。