ひとりごと1183(番外975 先生現る10:桂文枝さん) | 林住期さんのひとりごとブログ

林住期さんのひとりごとブログ

林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

先生現る10:桂文枝さん

 

今回ご紹介の先生は。。。。

いらっしゃ~い、オヨヨ、といえば。。。

お若い方は知らんわね。
桂文枝さんです。
林住期さんにとっては、やっぱり、三枝さんです。


最後の講義 落語家 桂文枝
3/20放送(NHK)見ました。

文枝さんは、聴講生に医学部生や医師を希望されました。
何となくわかる気がします。


先に。。。
文枝さんは、医師に必要なのは、

やさしさとユーモア 

とおっしゃいました。

こんなことを言うと、
恐らくは、否定する医師がでてくると思います。

それ(やさしさとユーモア)さえあったら良いのか?

これに対する答えを、文枝さんは伝えたかったのだと思います。


落語家、特に創作落語に力を入れていた文枝さんは、観察眼を大切にされていたそうです。

林住期さんも、落語に限らず、
ビジネスの世界でもそうだと思っておりますし、
林住期さん自身も、大切にしているつもりです。

気付くということは、
聞き上手ということと関係性があると思っております。
気付きのない人は、相手のことはお構いなし。
なので、一方的に自分の言い分を、
機関銃のごとく話すだけです。

でも、気付く人は、
相手の表情や声のトーン、
部屋の感じだとか環境にも
気付きが出来て、
そこから、相手からいろいろなものを引き出します。
いわゆる聞き上手です。

ユーモアもそこから出てくるそうです。

なので、医師にもそれが必要だと。。。

ユーモアも交えれば、患者さんも気後れせず
不定愁訴まで話してくれ、
実はそこに、
病気の診断に重要なポイントであったりするので、大変大事なことだと思います。


で、冒頭のテーマです。

それ(やさしさとユーモア)さえあったら良いのか?

医師としての力量を身に着けるのは当たり前、
プラス、人としての力量も必要。

 

とおっしゃりたかったのだと思います。

奇しくも、
聴講生が言ってました。

医学部の講義では、ユーモアだとかそういうことは、重要視されていない。

なるほど。
医師育成教育には、欠陥がありそうです。


一言一句素晴らしい講義でした。