いいたいこと0064(日本人の忘れ物) | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

日本人の忘れ物

 

リアルタイムでは見れなかったのですが、
後日、全編の動画を見ました。

野田元首相の安倍元首相追悼演説です。

 

手ごわい論敵だが「心優しい気遣いの人でもあった」野田元首相の安倍元首相追悼演説

 

感動しました。
やはりトップに立つ人間はこうでないとと思いました。

今の日本人が忘れてしまったものを、
気づかせて頂いたと思っております。

主義主張・信条が異なっても、
遠くの先にあるものかもしれませんが、
目指しているものは同じなんですね。
そこは同意しているわけで、
TOPとして国を背負うという同じ立場で、
息をつく間もなく決断に次ぐ決断、
幾千もの批判の矢を受けながら、
ものすごい重圧と孤独に耐えた日々であったこと、
想像に難くないです。
そういう内閣総理大臣としての矜持をお持ちであったからこそ、
早々に、国葬儀参加を表明されたと推察します。

野田元総理が認めておられるように、
日米の安定的良好な関係を持たなければならない日本の現状にあって、
安倍元総理は、
オバマ元大統領、トランプ前大統領、全く異なる両大統領の
懐に入り込み、良好な日米関係を維持したのです。

こういう功績には目を瞑り、批判ばかりしている人に言いたいのは、
「Trust Me」と言って、米国をあきれさせた総理経験者、
怒鳴り散らして福島に何しに行ったの?の総理経験者とは、
一緒にして頂きたくないのです。

元へ、

敵将に敬意を表すことが出来る人間性。

どうしたら、戦場と兜を脱いだ場と切り替えが出来るのか?
どうしたら、このような境地に達することが出来るのか?
どうしたら、達観している人物になれるのか?
林住期さんはまだまだです。
憧れます。

だから、お願いです。

追悼演説の中身をいちいち「解説」するようなことは、
所属政党、マスコミ、コメンテーターは
お辞め下さい。

野田元首相もインタビュー拒否してください。

折角の追悼が、台無しになります。
お辞め下さい。