ひとりごと0559(番外414 人間と動物の違い) | 林住期さんのひとりごとブログ

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人間と動物の違い

 

動物の世界では、腕力が強いことがすべて
強い者が、食事にありつける。
強い者が、子孫を残せる。
弱い者は、従う。
戦うが、殺すことまではしない。

では、人間は。

弱い者でも、食事にありつける。
弱い者でも、子孫を残せる。
弱い者を助けもする。
弱い者でも生きれるため身体的には劣化しているかもしれない。
強い者も弱い者も、出来る限り同じ扱いを受けられるように
ルールを作り、そのルールを守る努力をしている。

それが、倫理観であり道徳観だと思う。

人間は精神的には高度な生物と思いたい。


しかし、人間とて、所詮動物の一員。
どうしても、強い者が弱いものを支配する。
それは、
腕力であったり、
財力であったり、
権力であったり。

残念ながら、全くの平等というものはない。
友人同士でも、先輩後輩でも、夫婦でも、会社でも、政治の世界でも
強い弱いの関係性はどうしても存在してしまう。

で、愚かな者は、
その力の論理にどっぷり浸かっている。
暴力をはたらく。
パワハラをはたらく。
大企業は下請けを痛めつける。

さらに下請けは孫請けを痛めつける。
買い手が売り手をたたく。
そして、国の権力者は、
意に沿わない者を、牢屋にぶち込む。
意に沿わない他国を、武器弾薬をもって他国民を殺す。

人間はひょっとして動物よりも愚かか。