好き嫌い、嫌が勝つ002てんびんの詩
先週、大好きなテレビ、新・情報7daysニュースキャスターを見ていました。
この番組の、安住アナと、たけしさんが好きで見ています。
今流行っている歌を紹介していました。
Adoさんの「うっせぇわ」です。18歳だそうです。
若者はこの歌の歌詞でスカッとするらしいです。
インタビューでも若い人がそう答えていました。
私は今日初めてこの歌と流行っている理由を知りました。
一節を紹介しますと、(意味が通るように変えます、著作権対応わからない!)
お酒が空いたならば、すぐに注(つ)げ
串物は、食べやすいように、外せ
お会計や注文は、率先してやれ
これらは、マナー、常識。
くそだるいわ。
どきっとしました。
若い頃、上司や先輩に言われて、
何の疑いもなく当たり前のようにやってきましたし、
今は、若い人にやるように言っている事柄、そのものでした。
若い人は嫌なんでしょうねえ。
嫌が勝つ ということで、誰もやらなくなるんでしょうね。きっと。
私が思うに、
このような行いは、
元々は、ビジネスの世界での、お客さまに対する接待上の気配りだと思います。
人前での手酌は、周りに対して失礼とされているはずです。
逆な見方をすれば、主催者側にとっては、手酌させるのは、気配り上、接待上の落ち度となります。
そして、上の位の人は、仕事の重大な話をすることもあるので、
主催者側の目上の方の目配りが疎かになるかもしれません。
なので、若い人に、お酌係りを命じていると、私は思っています。
次に、串を外すのも、食べやすくするための接待上の気配りだと思います。
相手の手が汚れないように気を配っています。
最後、会計やら、歌詞には出てきませんがタクシーの手配から、タクシーチケットを渡したり、
他いろいろ、ここで書くのが適切でないこともやっているでしょう。
テレビでも政治のニュースで見かけるように。
大臣が料亭から出てきて、すぐにタクシーに乗り込む映像です。
それは主催者側が全て手配段取りしているのです。
お店の入り口でもたもたするのはどうでしょう?
ちょっと違う視点で本音で言えば、接待が終わったら、早く帰ってほしいですよね。
ビジネスマンなら特に営業マンなら、一丁目一番地です。
プロダクトアウトの時代ならいざ知らず、マーケットインの時代では、
営業は自社商品を買っていただくため大変なんです。
これが、上司に対しても同じとなっているのだと思います。
会社が儲からないと、自分の給料も上がりません。
家族の生活にも響きます。
そんなまでして、頑張っている方をまたは頑張っている自分を
応援してあげてもらえませんでしょうか?
近江商人の話ではないですが、
一度行商をすると、売ること(買っていただくこと)の大変さがわかるかもしれません。
ご存じなければ、是非「てんびんの詩」を知って頂きたいと思います。
心にもないお世辞を言ったって誰も買ってくれません。
どこのお家にもなべ蓋はもうあるので、わざわざ買う必要もありません。
あまり書くとネタバレになってしまいますのでこの辺でやめますが、
小学生3年生ぐらいのお子さんから新社会人の方まで、
そして、お子さん、お孫さんがいる方にも、教育用に是非見て頂きたいと思います。
私は、新入社員のころ、会社の研修の一環で見ました。
ビデオが出ていると思います。漫画もあるそうです。
古臭いから、若い人には逆に新鮮かもしれません。
当然、仲間内であれば、義務感を感じてまで、こんなことまでしなくても良いと思います。
でも、もしその気配りを誰かが喜んでくれるのなら、
やってあげたっていいんじゃないでしょうか?。
誰かのために。
やっぱり、くそだるいですか?
それとも、歌は軽いノリであって、真剣に考える方がアホなんでしょうか?
どのみち、おっちゃんは、つらいですね。
「まぁ皆さん、聞いてください」
「このごろ、わけの分からん歌が多すぎる!」
「ぼつぼつ歌の方に回ってまっせ!」
「串物は、食べやすいように、外せえ」
「外すんやったら、最初から刺すな!、どつきまわすぞ!」
「責任者出てこい!」
「出てきたらどないすんのん」
「謝ったらしまいや!」
「アホ!いつまでぼやいてんねや、この泥亀!」
「わがまま好き勝手をしゃべって参りました。こんなおもろないブログ読みとうないわ~い! というお叱りの言葉もなく、ご静聴賜りまして誠にありがとうございました」
「これにてぼやき講座、予定終了でございます」
By人生幸朗・生恵幸子
もうお亡くなりになって39年(人生幸朗師匠)、14年(生恵幸子師匠)。だそうです。
人生幸朗・生恵幸子 漫才
※嫌が勝つ(いやがかつ)
ひとりごと0022(番外006 好き嫌い、嫌が勝つ001)四季の大先輩
https://ameblo.jp/hseahsea/entry-12654209943.html