飲食のお店、ランチって言うより、定食屋さんって感じのお店に、よく、マンガとか新聞が置いてあるでしょ。
昨日、お昼に、ご飯を食べていた時の事なんだけど、俺は、席について注文を済ませて、新聞を広げて読んでいたんだ。
しばらくすると、50台前後のおばさんがお店に入って来た。
俺は、その時は気が付かなかったんだけど、おばさん、注文をしてから、俺と同じように新聞を広げて読み始めたんだ。
で、問題の行動が・・・。
<ビィ~リビリ~ィ>
「・・・」
おばさん、いきなり、読んでいた新聞を裂き始め、気になったと思われる記事を切り取ると、内容を改めて確認してからその記事をカバンの中に・・・。
「あ、ありかな~、そう言うの」
広げた新聞を破る音って、意外と大きな音でしょ。
お店にいたお客さんは、ほとんどの人がマンガとか、雑誌を読んでいたんだけど、その音で、みんな振り向いて、おばさんのする行為に釘付け。
こう言っては、失礼だとは思うけど、おばさんの身なりから、あまりかかわりたくないなって感じのオーラが出ているので、みんな、一瞬、そのおばさんを、見たんだけど、すぐに、自分の読んでいたものに視線を落とす。
<ビィ~リビリ~ィ>
「おいおい、またかよ。そのうち、怒られるんじゃないのか~」
おそらく、ここにいる人たちは、同じ思いだったと思う。
その後も、おばさんのその行動は、数回繰り返された。
そして、早めに来ていた職人さんが、食事が終わって、お勘定を済ませると、そのおばさんの所に・・・。
『おい、店にあるものは、あんたのもんじゃねーんだよ』
「げっ、声、掛けちゃったよ・・・」
すると、そのおばん、ものすごい目付きで、その職人さんを睨みつけた。
まさに、火花が散っているような睨み合い。
店内が一瞬、静まりかえる。
厨房で料理をしていたおやじさんの手が止まる。
『これは、あたしがもっていたもんだよ、なんか、もんくあるのか!』
店内の空気が、凍りつく。
動いているのは、テレビの中のタモリだけ。
『す、すいません・・・』
職人さんは、頭を下げてから急いで店を出た。
み、みんな、く、口があいているよ!
俺も、その一人ではあるけど、身なりで人を判断してはいけないね(笑)
でもさ、自分の新聞なら、こんな所で、そんな事するなよな。
緊張感の漂うお昼ご飯で、味はまるでわからなかったよ(笑)