「明日には、新しい弦が届くかな」


などと思いながら、ヴァイオリンを持ち、チューニングを始めると、G線のソの音がえらく下がっている。


「あれ?ペグが緩んだのかな・・・」


そう思って、ペグを回すと、なんか、妙にゆるい。


「ん?」


回しても回しても音が上がってこない。


「げっ、切れてる」


ペグに巻きついている所で弦が切れていた。


張り替えようと思っていたんだけど、どちらにせよ、寿命だったんだね。

前回もそうだったんだけど、新しい弦を買った時になると、切れるんだよな。

これは偶然だろうけど。


仕方が無いので、前に使っていた弦が残っている事を思い出し、とりあえず、それを張る事にした。


「とっておいて良かった」


しかし、前回、交換したのが、3月の終わりだったかな。

そう考えると、4ヶ月しかもたないんだね。

もっとも、音の劣化などと言う事については、無視しているので、実際はもっと寿命が短いって事なんだろう。

切れるまでほっておくより、計画的に張り替える時期を考えないといけないのかもしれない。


今回もそうだけど、たまたま、新しい弦、使用済みの弦が手元にあるって状況だったけど、これが無かったら、最悪だ。

弦が一本抜けたヴァイオリンって、なんだか、前歯が欠けている子供みたいで、なんとも切ない(笑)

もっとも、一本抜けた状態になって、また、変に駒が歪んでしまうのも困るし、予備を買っておいたほうがいいかもしれないな。


意外と、手間のかかるヤツだ。