今年の初め、生まれ故郷の沼津に、友人を訪ね遊びに行ってきたんだけど、その友人から、連絡があった。


『その後、どう?』


「頑張っているけど、なかなかと・・・」


『そうか、実はさぁ、・・・』


遊びに行った時、話は聞いていた。

今勤めている会社の業績が厳しく、2月一杯で別の会社に変わるって話を。

でも、受け入れてもらえる会社と、条件などが折り合わず、結局、勤めていた会社を退社した後、新しい会社ともめて、現在、仕事を探していると言う事だ。


「そうなんだ」


『いやー、大変だよ、こっちも』


確かに、地方は大変だと思う。

大手の企業がアルバイトを認め始め、いいなって思っていたアルバイトすら、無くなっていると言う状況らしい。家のローンに家族も養いつつ、仕事探し。


俺は家族がいないから、その点だけは恵まれているかも知れない。


転職活動の先輩として、ハローワークだけではどうしようもないと言う事と、人材紹介会社を活用する事や、職歴書の書き方などを話してあげた。


『なるほど・・・』


「自分を安く売る事は出来ると思うけど、今、本当に若い優秀な人材もゴロゴロしているし、より良い自分を売り込まなくちゃいけない。結構、辛いよ」


脅かすわけではないけど、何とかなるよって励ますより、現状の話をして、理解してもらった方が彼の為になると思い、今までしてきた事など、話をした。


『さっそく、やってみるよ。いろいろありがとう。お互い、頑張ろう』


「ああ、奥さんや娘さんにもよろしく言っておいてね」


転職活動のノウハウがこんな形で役に立つとは・・・。

でも、人の事より、まずは自分だ。

沼津も大変だな。