いやいや、なんだかすごい風だった。


近所に、名前がわからいけど、桜の様な木があって、ついこないだまで、満開に近い状態だったのに、昨日見たら、ほとんど花が散ってしまった。

隣のコブシも花びらが散って、この木の花も、もう終わりだね。


ま、飛行機もひっくり返る位の強風なんだから、相当なものだよ。

亡くなったパイロットの方、怖かっただろうな。

本当に、かわいそうな事故だと思う。



昨日、ヴァイオリンの駒が、なんとなく、ねじれている様に見えるので、見てもらう事にした。


『う~ん、そう見えますね』


いつものお姉さんはそう言って、修理担当の人に見てもらうことに。

担当の人がヴァイオリンを手に取ると、駒のあたりをいろいろな角度で眺める。

その目付きは、まさに、職人って感じだ。


『この程度なら、問題ないです』


その一言で終わってしまった・・・。


「そんなもんなんだ」


『彼が問題ないって言っているので、大丈夫ですよ』


お姉さんもそう答える。


『ちょっと、弾いてもいいですか?』


「え?、どうぞ」


お姉さんがちょっとだけ、俺のヴァイオリンで知らない曲を弾き始める。


「すげっ!!」


聞いたこと無いような響きがする。

何でも、3歳から初めて、音大卒業だとか。

俺のヴァイオリン、こんな音がするんだって、あらためて感動。

俺が弾くのとは全く音が違う。


そのうち、俺が弾いて、こんなに響く音になるんだろうか・・・。

本当に、繊細なんだな、ヴァイオリン。