昨日、転職コンサルタントの会社に行ってきた。
久しぶりに、マイカーに乗って、中央道から4号線、そして環状線へと都心に向かって走らせて行くと、気が付いたことがある。
都内の方が、紅葉が進んでる。
都内の銀杏並木は、葉っぱがすっかり黄色く色付いて、歩道に敷き並べられた黄色に樹木の黄色。低い高度から降り注ぐ太陽の光に反射して、辺りが黄金色の空間に埋もれ、見え隠れしているもみじの赤色と見事にマッチして、『秋』って雰囲気をかもし出していた。
日本人で良かったって思う瞬間だな。
コンサルタントの担当者と一時間半位、自分のPRを兼ねて、話が出来た。
そこの会社は、どちらかと言えば40代半ばの技術系の人材を斡旋する事が得意らしく、俺はまさにドンピシャの人材だって事らしい。
状況は、思った以上に厳しく、今は、各企業も最悪で、特に、単に営業が出来ますとか、資格があっても、実績が無いと、仕事はまるでありませんって事だった。
『きびし~!』
俺は、営業もするけど、何より強みなのは、資格を持っているって事だ。それは、一級建築士の資格。
しかも、設計の実績、事業主としての今の会社の実績。どうやら、この担当者は俺のことが気に入っている様子だ。
『貴方の業績から検討させてもらうと、この会社とこの会社。二社ともこちらから推薦できます』
『・・・・えっ』
『大丈夫。あとは、お給料ですが、何とか現在の収入を維持できると思いますよ』
『・・・・おっ』
『後で、会社概要をメールしておきます。検討を・・・』
『にっ、二社とも、よろしくお願いします!!』
即効で答えた。
面接はこれからですので、対策を練っていきましょうって言って貰えた時、すでに、決まったなって、勝手に思って少しだけ興奮した。でも、これからが本番。
それほど使えるって思っていない資格が、ここに来て、持っていて良かったって瞬間だ。
これからは、とんとんと、リズムよく駆け上がれることを期待したい。そして、二社とも、もし、内定できれば、これは、見返すことになると思うな。
そんな気持ちになって、本当は昨日の予定だったんだけど、解散組みの一人が、今日行きませんかって言うので、最後の出社をして、今の会社におさらばしようと思う。
最後の出社。
なんか、ずっしりと重い思いが込められた言葉だ。
昨日の話が無ければ、今以上に重く、どんよりとした気持ちだったろうな。