おなかも満たされたところで



次なるスポットはモンゴメリの生家です









母が亡くなって祖父母に引き取られるまでの
21か月住んだ家だそうです

こじんまりした家ですが、そこはモンゴメリの
ゆかりの品であふれてます





ヘアリース(髪の毛で編んだリース)の細かさにただただ
驚き


昔は土葬だったので形見というか本人を感じるものとして
髪の毛をこの世に残したんだそうです





モンゴメリのスクラップブックや新婚旅行中に
宛てた38ページにも及ぶ手紙が展示されてます






そして2Fには子供部屋があります






まさにアンワールドですね


当時の文化が伺える興味深いものばかりです




1Fにはモンゴメリが着たウェディングドレス(レプリカ)と
 靴(これは本物)が展示されてましたが・・・あれ写真がない


ひとしきり見た後は更に移動します

この辺はガイドさんが天気を眺めつつ
今のうちに次に行きたいということで
フレンチリバーへ向かいます






ここはある私有地からの風景が有名です
この写真に写ってる手前の土地はすべてその方の私有地だそうです

湖というか川というか湾というか・・・






手前のルピナスが本当に見ごろできれいです




そしてさらに車を走らせ
次に向かったのは
パークコーナーです





ここはグリーンゲイブルス博物館と

あの「輝く湖水」があります





あいにくの天気なので輝きは鈍かったけど
やはり来てみたいスポットでした




この博物館はいまでもキャンベル家の方が住み
モンゴメリもお気に入りで1911年に挙式したお気に入りの
場所です



入口に猫がいました
2匹飼われてるうちの一匹です





これは当時流行ったクレイジーキルトという
キルトをパッチワーク風に縫い合わせたもので
モンゴメリが4年?の歳月をかけて完成させたときは
すでに流行遅れだったそうです
これ大変だったろうな





そしてこれは必見!
アンが戸棚に自分を映して
ケイティモリスと名付けていましたが
実際モンゴメリも空想に耽った本物がこれです



しかしそんな遊び思いつかないよなぁ
昔の人は感性豊かだったんだなぁと





そして外に出ると広がってます
輝く湖水が・・・




しかし生憎の天気のせいで
鈍色にかがやく湖水なかんじで残念


でもこの光景をモンゴメリが焼き付けて
その時感じた感動を物語の形で後世に伝えてくれてるからこそ
遠くからここに来て共感できる世界が広がっています


ここは朝日を浴びてる時間(午前中)が一番きれいだそうです



ここまでなんとか天気がもってくれてガイドさんも一安心です

聞くところによると
雨の日のアンツアーはとにかく悲惨だそうです


いくらテンションをあげて説明しても・・・だそうです


もうこりたが参加した前日は最高の天気だったとのことです
見どころが自然だけに天気は運次第ですね



そして最後に行ったのがモンゴメリも利用したケンジントン駅です





今は使われていませんがレールの一部と駅舎が当時を彷彿とさせます

アンが降りたったブライトリバー駅のモデルとされるハンターリバー駅は
今はないそうです、残念。












鉄道は無計画に且つ、労働者が雇用を維持し続けてもらうために
無駄にくねくねして距離が長く、鉄もたくさん使って
ものすごい赤字を垂れ流していたらしいです
その間にモータリゼーションの波が来て鉄道はすたれていったそうです
線路の名残はここにしか残ってないそうです



このころ雨がぽつりぽつりと降ってきました


ガイドさんは安堵の表情で
「みなさん強運です」とお褒めの言葉を頂きました

かくして夢のようなアンツアーは終了しました



次回は両親を連れてレンタカーで廻ってもいいかなと思うけど


アン好きなガイドさんつきのツアーはやはり楽しいです


あとは一緒に廻るツアー参加者の方にもよるのでしょうが
とても素敵なメンバーでした


あー絶対もう一度来てみたいっていうとこでした