皆様の中には、ガソリンスタンド(以下、SS)を経営している方や、スタッフとして仕事をされている方もおられると思います。最近の経営状況は改善しているでしょうか?
元々SSは付加価値をつけにくく、価格競争に陥りがちですよね。今回の石油高と不況で、廃業や経費削減、手当減額等で厳しい思いをしておられることでしょう。
そんな中で生き残りを目指す企業は色々な努力をされているようです。
SSを統合して間接費率を落とす企業もあれば、レンタカー事業や車検事業といった車両関連事業に進出し、事業多角化で乗り切ろうという企業もあります。
筆者が先日までコンサルしたクライアント先は、地方の企業ということもあり、車検事業、宴会事業、灯油宅配等々、色々な分野に多角化して経営改善を目指して来られました。
経営規模が大きくなったのだから当然売上規模も大きくなるはずですが、実は思った程売上が伸びない悩みを抱えていた所へ、筆者が情報処理面から改善をお手伝いすることになりました。
「売上増を実現する情報システム」という課題からスタートした本件ですが、事業部代表者(事業部長、支配人)の方々と本音の会話をして問題収集を行い、3つの問題に集約して課題解決策を提示し、そのためのシステム導入を支援しました。
途中、色々なことがありましたが、諸方面の協力のお陰で、ほぼスケジュール通りにシステムが稼動し始め、並行稼動に入りました。その間、営業コンサルタントの指導も入り、営業体制と顧客情報の双方が整備されて経営改善が進みだした次第です。
情報システムが整備されて分かったことは、SSのリピート客の20%弱しか車検を利用していただいていないことでした。早速「顧客をとり逃して勿体無い」という声があがり、営業方法が検討され、営業の皆さんが目の色を変えて動き回った結果、この6月の車検受注台数が前年同月比40%アップしたそうです。
これで会社の決算が黒字になるかどうかは微妙な所ですが、同社の経営も上向いて社員の皆さんも良い顔をされていました。
今後はこの実績を基に、より広く皆様のお役に立つように努力しようと思います。
まずはご報告まで。