ツイートを見ていたら,NASAがGPMなるものを開発して,雲の中の雨滴サイズ分布を測定できるようになったようだ. http://www.nasa.gov/feature/goddard/2016/size-matters-nasa-measures-raindrop-sizes-from-space-to-understand-storms

多分レーダーの反射スペクトルを使っているのだろうが,火山学の立場からだと,一つは噴煙の中の粒子サイズ分布に適用できそうだ.(多分もうやっている?)

火山予測の面からだと,地下のマグマの状態(結晶量,含水量,粘性率,温度など)のマッピングができるようになれば,(もちろん火道やマグマ溜りの形状も),噴火の規模の最大値や様式の予測などもモデル化できるかも知れない.地下の観測は分解能が良くないので簡単ではないだろうが,気象学のように予測が先行している分野の技術や考え方はイメージを膨らませるのに役に立ちそうだ.