今まで天体望遠鏡は殆ど知らなかったのだが、5月と9月に西はりま天文台へ出掛けて初めて自分で扱う経験をすることができた。で、その勢いで先月初心者用望遠鏡を入手した。
 
自宅はアパートの1Fなのでポータブルな反射望遠鏡(合計10kg)で、2回程近くの畑へ車で出掛けて練習。今日はちょうど上弦の月が自宅から見えたので3回目は自宅ベランダから。
 
なかなかうまく撮れない。一応軸をあわせたつもりだったが、今日覗くとニュートンリングのような虹の縞模様がぼんやり見えたりしているのでまだ軸合わせが完全にできていないらしい。公称分解能0.9秒角の望遠鏡なので、月面では1kmの分解能があるはずなのだが、写真に撮ると全然ぼやけている。接眼鏡の短焦点(高倍率)を使ったものは暗くて全滅。
 
大気の状態(シーイング)、カメラの取り付け状態、鏡筒内の温度不均一・対流、細かい振動、大体ピント合わせの微動がついていない!まあ、安物だから文句も言えないがもう少しましにしたいもの。肉眼で覗くと海の玄武岩の凹凸も見えているのだが・・・100回位練習したら少しましな写真が取れるようになることを期待。年寄りの冷や水ですが・・
 
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小学生の課題みたいですが、クレーター等の名前をつけてみました。
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中央丘が目立つテイオフィルスが直径100kmですから、まだまだアキマセン。ASA3200でシャッタースピード1/200と1/100で撮ったのですが、これは1/200秒のもの。1/150位が良かったようです。次回はもっとこまめに変えて撮影してみます。
 
下は1/100秒のもの
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