朝三島駅で落ち合って,研修生のS教諭と東伊豆へ.
 
最初はかわご平で苦鉄質包有物(MI)と溶岩採取.いつもの地点:ここは溶岩が白っぽいものが多いので黒いMIが目立つので探し易い.実は前回採取のMIの分析用粉末を作成する時にSさん,溶岩と混ぜて粉を作成したとのことで取り直し.一応まずまずのものが数個採取できた.かわご平の初期のプリニー式降下軽石と火砕流も試料採取.
 
大型ハンマーを持っていかなかったのだが,20分ほど下りたコメリで新式の4ポンドハンマーが1000円余りでSさんが購入.これでSさんも一丁前.新しいハンマーは柄が木ではなく合成樹脂.すべらず扱い易そうだ.写真のハンマーの下にある径10cm位の埋まったブロックはMI.
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お昼は車の中で走りながらで次は孔ノ山.前回の試料採取が溶岩2個で不足したので集中的にぐるっと7個位採取.矢筈山へ登る道が分かれる部分をまっすぐ東に向かう踏み跡があり,それで下まで降りれそうだったが16時半になったので試料を採取して作業を終える.
 
もう当方は安全上の保安員の立場で,だいたい作業内容は理解できたと思われるので一緒での野外調査・試料採取は終わりにしたい.
 
山奥で作業車に貼ってあった,「わさび君」のワッペンが可愛かった.
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