ホスピス | ある家族の日常

ある家族の日常

二児の母(42)です。
プレ更年期です♡
子供は19歳女子と17歳男子。
夫(62)は肺がんで闘病中でしたが、あの世に単身赴任へ。

プレ更年期と反抗期。

私の日常.心の奥底にある毒をぼちぼち更新してます。

可愛い可愛いチワワ1匹飼育中。

緩和ケア病棟、ホスピスに入院して約1ヶ月がたちました。


外来予約まで少し待ったけど、この病院にして良かった。

優しい医療従事者さんに恵まれています。

ありがとう、薬剤師さん。

一期一会。


前回のブログから日々状態は悪化。

ヘトヘト。

外来予約の前日は、血圧が66/44

肌の状態も汗ではない濡れ感。

ネットで調べてみたら危篤状態って、、

0時前に救急車呼んだら、きっと緩和病院じゃなく以前の病院に運ばれるなと思い時計と睨めっこ。

治療を目的とする病院は、入院したら最後、なかなか面会の許可がおりずやきもきする。

夫は寂しがりやだから、前病院に入院する事を望んでいない。

私も覚悟が出来ていない。

夜明けまでの間に少し苦しそうにしたから声掛けした。

目が上向いてたから座らせて落ち着かせ、なんとか朝を迎えた。

私も錯乱状態だ。

少し遠い病院だから、早めに用意をさせようと思ったのに『怠いけど治ったから予約日を変更したい』と言う夫。

昨夜の状態を伝え、自宅にいたらこのまま最後を迎える可能性あるし救急車で行く?ってきくと自家用車がいいって。

なんとか車に乗せて来院。

担当医にも驚かれる。

そのまま入院になる気がしたから、入院道具も持って用意周到な私。

入院させて私は帰宅する予定だったけど、先生から今晩もしくは数日で亡くなる可能性があるからそのまま家族で付き添い入院した方がいいって家族室もあけてもらった。

子供たちも呼ぶ。

もう、え?!!ってなるよー

言葉がでないって、こんな感じ。

学校帰りの娘が息子をタクシーでピックアップし、私の泊まり準備もして病院へ到着。

家族カード渡しといて良かった。

何も知らない夫は、家族全員の集合を喜ぶ。

GWは超せないって言われたのにライラック祭り始まったよー!凄いよ!

私も、1か月毎日車で片道40分を通ったり泊まったり皆勤賞だよ!

3日前まで夫の希望で毎日30分外出させた。

タバコにね、、笑

先生も黙認。

お酒は病室でもokだから1日だけ飲んだ。

病院の花見にも参加。

そういうイベントに出たがらない夫だけど、誘ったら参加してくれた。

きっと私が楽しみにしていたからかも。

沢山、写真も撮った。

それ以降、力が抜けたように腰が立たなくなり寝たきり。

寝たきりというか、精神的不安が多いのを緩和するための薬で眠っている。

力が抜けて水分さえとれない。

足も浮腫んだ。

でも、たまに私に煩いって怒る元気はある。

騒々しいらしい。

会話するのも疲れちゃってるよね、きっと。

3日前は花見にも行けたのに、、

みるみるうちに急降下。

もうなんなんだよー。

それからは、まだまだ闘病中なのに泣ける。

昨日から、子供の前でもメソメソ。

子供もドン引き。

鬼の目にも涙って感じ。

こういう時って、悪い思い出は何も思い出さないんだね、、

元気な時の事ばかり思い出しては涙。

自宅にある介護用品の撤収の電話では声が震えて涙声。

参っちゃうよー

沢山、頑張ったけどまだ別れられないよー

ごめんね。

後もう少し待って。

往生際が悪いのは私だ。


一期一会といえば、インスタを通じて同じホスピスで旦那様を看取った方と出逢えた。

夫の向かえの病室でよく見かけてからインスタみてビビッときたよ。

シャキッとしてたから管理入院して退院されたのかと思った。

本当に残念。

夫は、すぐに車椅子になり自由に部屋の出入りが出来なくなったけど、薬のコントロールでまた立ち歩けるようになるかななんて淡い期待を抱いてた私たち夫婦。

自由に部屋の出入りが出来るようになったら、お向かいさんの雰囲気が良いから気が合いそうだねって話してたのに、、


心が騒ついてる。

想いをぶちまけたブログ。


じゃーの。