はたまた、
ただ、歳をとって、忘れっぽくなっただけだろうか。
今日担当したお客様の
覚書でも書いてみようかと思う。
美容師独特の専門用語が入りますが
気にしないでください。
こんな思いでお客様を担当してるんだ
と、
心の声を聞いてください(笑)
今日のお客様は
毎月来ている常連のお客様。
20代前半の派手めの女の子
憧れは、一条葵さんという有名キャバ嬢
こういう感じの女の子のカラーリングは
普通はどちらかというと、ダメージより色味重視
ブリーチしないと思い通りにならないのが定番なのだが、
元々の髪質で、色素がとにかく薄い。
8レベルのカラー材で、平気で10トーンを越すレベルにまで上がってしまう。
髪は柔らかく、アジア人とは思えない質感。
ブリーチのダメージを絶対に避けたい。
お客様によっては
ブリーチを提案するときも多いけど
断然ブリーチはいらないと言い切れる。
今回、こんな感じがいいんです〜と見せてくれたのは、
おそらくブリーチを必要とするアッシュベージュ系のカラーリング。
「ブリーチ必要かなぁ〜」
の問いに
「絶対いりません」
と断固反対の姿勢を保つ。
これは長く担当させてもらっていて
髪質をわかった上だし、とにかく傷めたくない。
使った薬は
10レベルのアッシュでくすませ
10レベルのラベンダーで黄色味をとる。
さらに、アッシュのアクセントを少し。
1:1:0.2といったところでしょうか。
仕上がりは、思った通り
ブリーチしたような
ダブルカラーのトーンまで平気で上がってくれた。
10レベルのカラーでこんなに明るくなる人も珍しい。
アクセントカラーを使ったので
アッシュも割としっかり入る。
いい色になった…
「わぁ〜。めっちゃいい色〜♪」
と言ってくれたので、肩をなでおろす。
ブリーチしなくてよかった……。
今回、ここまでトーンを上げたので
次回はもっとおしゃれないい色が入りそうだ
と思っている。
でも、私がいいと思う色が
お客様がいいと思うかどうかは別の話で
すごーく憧れの人がいる場合は
心にしまっている。
私が思ってた「いい色」を
一条葵さんがしたときに
はじめて提案するんだと思う。
そんなわけで
タイミングをはかるために
一条葵さんのインスタは常にチェックをしたりする。
お客様とは目に見えない
心のやりとりもある。
言葉じゃ表現できないところまで
手が届くように。
これ一生答えが出ないんだろうけど
それが人間同士の面白いところかも。
今後AIの時代と言うけれど
これは接客は
人間でしかわからないところだと思う。