経営者の孤独と憂鬱。 | 池袋美容室エルミタージュ オーナ―鈴木美里のブログ

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池袋美容室エルミタージュのオーナースタイリストです!!
アンチエイジングを常に気にしている自由気ままなアラフォー美容師。真剣な仕事内容からくだらない日常生活、恋バナまでしちゃいます。
社長だって、女子だもーん(*´艸`)

なんて、題名自体あまり好きじゃないんですが、一言で今の心境を語るとそんな感じなのです。
よく経営者だとか社長というと気楽そうに思われるイメージがあると思います。
私自身従業員の頃は、社長は好き放題出来ていいよなあって思っていました。

でも、実際に経営者になってみると、そんないいものでもありませんでした。
たしかに、店長のときと違い、経営者は自由がききます。
なにかに縛られると言うことがなくなります。

でも、一度店を出して逆に従業員を抱えてしまった以上、
またお店を出すために、多額の借金をしてしまった以上、
もう絶対そこから逃げることはできません。
ある意味従業員時代は気楽でした。
職場に不満があったり、嫌なことがあれば、極端にいえば辞めてしまえばいいわけです。

でも、経営者になってしまうとそういうわけにはいけません。
どんなに従業員に不満があっても、簡単に首を切ることなんてできませんし、
またどんなに可愛がっていて、ずっと働いて欲しい従業員がいても引き留めることは最終的にできません。

昔、知り合いの社長からいわれたことがあるのですが、
従業員(サラリーマン)と経営者の一番大きな違いは何かということを教えてもらったことがありました。
それは、
「従業員は会社が嫌になったり、会社の経営が危なくなったらいつでも他に移れるし、
逃げ出すことができるけど、経営者になったらもうどこにも逃げようがない。」
というものでした。

今、そのことを本当に実感させられます。
時々くじけそうな気持ちになるときもありますが、
あのときの社長さんの言葉を思い出しながら、
歯を食いしばって今日も頑張りたいと思います。

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