12月16日(土)15時から第7回人間学勉強会を開催しました。今回のテ-マは「弘毅と重遠 士は以て弘毅ならざるべからず」です。
士は以て弘毅ならざるべからずとは、論語に出てくる文章ですが、意味は「士は度量が広く意思が強固でなければならない。それは任務が重く、道は遠いからである。仁を実践していくのを自分の任務とする。なんと重いではないか。全力を尽くして死ぬまで事に当たる。何と遠いではないか」ということです。
この場合の士とはどの様な人のことをいうかというと論語に出てくる「志士仁人」のことであり、志士仁人とは、命を惜しがって仁徳を損なうことがない。時には命を捨てて仁徳を成し遂げるような人物だということです。
そして、心の中に響いた言葉に以下の文章があります。
人の心が最もよく現れるのは後ろ姿です。だから、心の中に非常にさもしい心を持っていたら背中に無意識に現れる。やっぱり心底からそれをぐっと受けていた人の後ろ姿というものは、実に尊いものがある。
どんなに困っても、毅然としてすくっとしている人の後ろ姿は崇高である。
「毅」というのは、耐える強さ、忍ぶ強さ。「人生は忍の一字にある」ということが、よく言われており、人生はいろんなものに耐える必要があるということです。この耐えるにしても四耐といって、「苦に耐える」、「冷に耐える」、「煩に耐える」、「閑に耐える」と4つの耐えるがあるそうです。
この耐える強さが「毅」であり、「毅」が外に現れてくると、態度の中に「毅然」というものが出てくるのだそうです。