「人が何の為に生きているのか」という生きる目的があるように「企業は何の為に存在するか」という存在目的があります。
ただお金を儲けることだけが、企業の目的だとすると大変、つまらないと思います。創業当初はきれいごとだけを言っていても食べていくために必死なので、どうすれば儲かるかということを中心に考えがちですが、企業の成長と共に企業の存在目的を考えていって欲しいと思います。
松下幸之助も最初から立派な人だったわけではなく、あるきっかけがあり、企業の使命を考えることになったそうです。
松下幸之助は、松下電器が将来に向かって果たしていくべきの真の使命は、「水道の水は加工された値のあるものであるが、道ばたの水道水を通行人が飲んでも咎められることはない。それはその量が豊富で、安価だからである。松下電器の真の使命も、物資を水道水の水のごとく安価無尽蔵に供給して、この世に楽土を建設することである」と信念と熱意を持って訴えたそうです。
企業を長くやっていくと経営危機に直面することも何度となくありますが、企業の永続性を決めるのは、企業の使命について経営者の思いの深さが大変、重要であると思います。