8月26日の土曜日の午後から入門起業塾の生徒さんと人間学の勉強会を開催しました。
今回は、大人の学を学びました。大人とは、他に良い影響を及ぼす人物のことだそうです。大学の綱領として、「明徳を明らかにする、そして民に親しむ、至善に止まる」の3つがあります。
明徳とは、「我らの内にある太陽」のことで、これを曇らせる我・私心・欲があります。明徳を明らかにするとは、具体的に言うと明徳が明らかになったら、今まで別個だと思っているものの間に通じる心が生じるのです。
通じる心とは、「我が心の如く相手を思う、相手の痛みを我が痛みと受け止める」ことです。
このように大人とは一体感を感じる人のことを言います。会社と一体感を感じている人は、会社の大人であり、国と一体感を感じている人は国の大人です。
民に親しむとは、民と一体を感じるようになることを言います。この親しむことは、押し付けではなく、相手を尊重しなければなりません。
最後に至善に止まるということですが、事の善悪とは自分中心で考えていることが多く、自分にとって都合がいい人を善、都合の悪い人を悪と考えてしまいます。このことを相対と言います。
従って、至善とは相対を超えた絶対の世界です。相対とは「二」の世界、至善とは「一」の世界であり、「至善に止まる」ということは、「一に至って止まる」という字でそれは正しいを意味します。
正しいとは、道理、道義に適っているかどうかを考え、次に「これは果たして自己に都合が善いのか悪いのか」をあわせ考えて行動することです。
この3つができることを大人と言うのですが、とっても奥が深いと感じました。
松下幸之助は、大人の学を学ばなくてもこの3つを身につけていたと言うことで、やはりすごい人だと思いました。
一朝一夕では、この3つはとても身につくものではありませんが、日々、精進していきたいと思います。