2006年1月12日(木)18時半から20時まで㈱ドト-ルコ-ヒ-の鳥羽会長の講演を聞きに行きました。


鳥羽会長は、人間的に素晴らしい方でした。お話しをお聞きし、私自身、心が洗われるような気がしました。


鳥羽会長は、1937年生まれで、24歳の時にコ-ヒ-の卸の会社を始めました。その会社を設立する3年前に42日間もかけてブラジルに渡り、3年間ブラジルにいた後、会社を興しました。

その後、コ-ヒ-専門店「コロラド」を開店し、FC展開で10年間で280店舗にしました。1980年42歳の時にドト-ルコ-ヒ-ショップを開店し、2005年9月現在の店舗数は1400店舗となりました。1991年53歳の時にハワイ島にコ-ヒ-農園をつくり、2005年7月、取締役会長に就任されました。現在、売上は業界第2位、利益はダントツの1位ということです。


トド-ルというと喫茶業という業界では革命児的 な印象がありましたので、どのような経営を行なってきたのかということに私自身もとても興味がありました。


鳥羽会長は、会社を設立して2~3年後にセミナ-で、経営コンサルタントの一倉定先生のお話をお聞きし、顧客第一主義ということばをお聞きし、このことばは、経営のすべてを語っていると感じたそうです。


そのため、喫茶業が世に存在する意味は何かを考え、都会の人は心身ともに疲れているので、そういう方たちに心のやすらぎを提供しようと考えたそうです。その心のやすらぎを提供するための店作りを徹底的に考えました。社是・社訓では、5項目中3項目までもがお客様に向いているということで、ベテランの社長が一倉定先生に怒られている中で、鳥羽会長は怒られなかったそうです。


そして、創業時に鳥羽会長は、会社の知名度を上げ、社員の誇りの持てる会社にしようと考えたそうです。環境によって人はつくられ、その環境をつくるのは人であるということから、社員の働く意欲の沸くような環境

をつくりました。


そういう経営をされていた鳥羽会長でも26歳の時に取引先に騙され、32歳まで借金に追われる生活になってしまったということです。そういう事態におちいったのは、自分自身に奢り高ぶりかあったからだとおっしゃっていました。それでも災い転じて福となすと考え、そのように騙し取るのはその方の生い立ちが悪いからで、「騙し取った人間が、騙された人間より成功するのはおかしい」、正義のある世の中であることを証明しよう、何年か経ってその方に「お元気ですか」といえる自分になろうと猛烈働いたそうです。


現在の鳥羽会長は、日本は、国民ひとりが、1億円もの借金を抱えているような状態になっているので、日本を変えなくてはいけないという使命から卓越した国家経営者を出現させる会を設立されました。

鳥羽会長が私費で銀座に10階建てのビルを建て、そこをサロンにし、国を本当に憂える人が集まってきて、その中から卓越した国家経営者が出現すれば、日本は良くなるとおっしゃっていました。


鳥羽会長のように素晴らしい経営者が、これからの時代をつくっていく若い起業家達にお話をしていくことは素晴らしいことだと思います。


これからの若い起業家も将来は、自分のやってきたことを次世代に語り継いでいって、人間として大事なことも教えていけるように成長していくことが、経営者としての使命ではないかと思いました。


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                  ドト-ル

                   

                    株式会社ドト-ルコ-ヒ-

                    代表取締役会長 鳥羽 博道氏