婦人科の術後一ヶ月検診のあと、午後から整形でMRIです。
たぶんヘルニアで間違いないだろうということで薬ももらってましたから、確認のMRIでした。

実はわたし、MRIも苦手でした。おかま(あ、トンネルのことね。ついついおかまって言ってしまうの)が眼前にせまってくると、息が苦しくなります。はじめてMRIをとったときに自分が閉所恐怖症かも、と気付きました。
でも今日はとらなきゃだめだ、、。早く診断をつけたかったのです。脊髄の腫瘍などの可能性もあるからです。

で、攻略法を考えました。足からいれてもらおうか、、でも首だからだめです。
しかたがない、ずっと目をつぶることにしました。おかまに入る前からです。
首なので、頭の固定はしっかりしますが、それもすこしゆるめてもらい、おかまに入る前に目をつぶりました。
これなら目の前にせまってくるおかまの壁をみなくてすみます。

そして無事終わりました。うおーっ。もう大丈夫だぜぇ。もうMRIこわくないです。三回目でやっと気付いた最高の簡単な攻略法でした。すこし壁のせまる感じはわかったものの、ぎりぎり大丈夫でした。
なんで気がつかなかったんだろ。

結局診断は頚椎椎間板ヘルニアで間違いありませんでした。自分の診断も合っていました。
最も発症しやすいと言われている第5、第6頚椎間が一番とびだしていましたが、その下の第7頚椎との間もすこしヘルニアがとびだし、神経根を圧迫していました。左側につよく出ていましたが、右も少しだけヘルニアが出ているようでした。
真ん中の脊髄そのものの圧迫が強くて下半身に症状がでてきたりすると手術ですが、今はまだ薬で様子をみれそうです。

せっかく病院にきたんだし、、次は麻酔科のペインクリニック外来を受診し、むりやり頼み込んで神経ブロックをしてもらいました。
腕神経叢ブロックです。腕の痛みは夜まで一時的になくなりました。

麻酔科外来の廊下で半分横になりながらで診察をまっている間、偶然にも婦人科の主治医先生が横をとおりました。
ヘルニアの話は婦人科外来でしていましたから、先生、やっぱりヘルニアだったんです~と半べそで報告。大丈夫かい?またまた心配してもらいました。ありがたいです。

薬も発症から4日くらいたって効いてきました。
とびだした椎間板ヘルニアは、体の中の白血球の一種のマクロファージなどが食べていって、だんだん小さくなることもあるんです。ここでも免疫の出番ですよ。激烈な症状の割に、自然治癒してくれる可能性も高い病気です。
後は椎間板が圧迫したせいで一時的に炎症を起こしている神経の腫れや浮腫がひいてくるのを、消炎鎮痛剤で待つわけです。
その間の痛みは内服や神経ブロックで積極的に取り除いた方がいい。リリカは神経に直接効く特殊な痛み止めです。

その後は一週間たって、すこし人間らしくなり、仕事もしていましたが、まだロボットでしかめ面になるほどのかなりの痛みです。幸いリリカの副作用である眠気が少なかったわたしは、リリカの量を増やす事をすすめられ、二週間後には最初の量の二倍の、一日300mgを服用して痛みが少なくなってくるのを待ちました。
この薬は眠気、むくみ、肥満などたくさんの副作用があり、注意して飲まなければなりません。
服用後自動車事故をおこすケースもあったそうです。
発症から一ヶ月たって、ようやく少しづつ痛みが減ってきました。

ペインクリニックに少し関わっていた頃は、ヘルニアの患者さんにも神経ブロックをしていましたが、神経痛はこんなにつらいものなのか、、この痛みは経験しないとわからないな、、またまた勉強させられたわけです。