流石に今朝は気が重たかった。
いつものように目覚ましをかけた5分前に目は覚めたが、
腰と右膝が試合後の様に痛い。
休日出勤の帰り道。
疲れで痛みがようわからんようになってきた。
懐かしい、と言えば聞こえはいいが、
この痛みだけは二度と思い出したくなかったのに。
筋肉が衰えたところに、無理矢理仕事詰め込んで、
一年間溜め込んだ、ということか。
久しぶりにマッサージ行ったがまるで効果なし。
この前の診察料で、2回マッサージ受けた方が回復早そうだけど(笑)
ついには、原因不明の胸痛まで。
もう少し、もう少しで届くんだけどなぁ。
いつか誰かが悲しみに溺れそうになった時に、
いつか誰かがこのふたを開けて、
一点の曇りもない、全く後悔のない人生だってあるということを伝えてもらえたらありがたい。
きっとやり残した事が山ほどあったとしても、
その瞬間までは、無我夢中で。
この膝だって、もっと早くに走る事をやめていれば、
大学4年の春の大きな違和感の時点で別の道に進んでいれば
ここまで酷くなることはなかった。
仕事だってそこそこでも、それなりの人生は歩めるし、
寝る間を惜しんで遊ばなくても、
なんとなく楽しい人生ではあったはず。
病は気から、だ。
圧倒的な熱量があれば、焦がしてくれるはず。
千織は俺の僅かな弱音すら笑うだろう。
「最後まで私は味方だから、あなたは思う様に精一杯仕事して。」
父親が叩かれていた財界さっぽろの記事を横目に呟く。
帰って、貝3種のクリームパスタを作ろう。
魚介のクリームパスタは皆の大好物だ。
人生は上々だ。