アメリカ人って、歯並びや歯の白さを一つの一般的な美意識として持っているそうです。
私の彼もきれーいな真っ白な歯がまっすぐ並んでいます。笑顔もステキ。
私はと言うと、子供の頃に歯医者さんに「矯正しても、しなくてもどっちでもいい歯」と言われた感じの歯並びです。
ご存知の通り歯科矯正って自由診療でとても高額で、経済的な負担を考えると、当時親も医者がどっちでもいいと言うならしなくていいかな、という判断だったみたいです。
私自身、歯並びとか産まれて30年以上、一切気にしたことなかったし、食事も普通に食べれてるし、矯正する気なんて全くありませんでした。
ただ、アメリカ人の彼とと付き合い始めて、文化的なものも含めていろいろわからないことだらけでネットで調べ魔になっていたところ、「アメリカ人の歯への美意識」について知ってしまいました。
将来ずっと一緒にいて、もしかしたらアメリカに住むことがあるかもしれないし、私の歯並びで彼が恥ずかしい思いをしたり、
もちろん私も恥ずかしい思いをしたくないと思い一念発起、遠距離の間に綺麗になってやろうと、歯科矯正をすることにしました。
もともと横顔ブスで、口元がちょっともっこり出てる感じの、いわゆるゴボ口なのがコンプレックスでした。
矯正したらEライン(鼻、口元、顎のライン)が多少綺麗になるらしいし、一時期あごにヒアルロン酸入れたいと悩むくらいだったので、いいじゃんと思い、割と軽い気持ちでした。
友達が行っている矯正歯科や職場の方が行っている矯正歯科に相談に行ってみて、歯科を決めて事前検査することに。
その事前検査が八万えん
もう後には引けないぜ…
と顎のチェック、噛み合わせのチェック、レントゲンなどなど、2時間くらい検査してもらい、その時点では自由診療の歯科矯正で、費用はだいたい150万くらいで期間は3年くらいが目安だとの説明をざっくりうけました。(大人の矯正は費用も期間もかかるんだそうです)
今日撮ったレントゲンなどを元に詳しい治療方針を決めてからの説明が後日あるとこのとで、後日聞きに行くと思わぬ事実が発覚。
私、顎変形症という病気なんだそうです。
通常の顎の位置ではない場所に顎がある、つまり顎が正常値よりもずれているんです。
顎が正常値よりもずれていると噛み合わせに問題があったり、極端な話、骨のずれですから、頭痛や肩こりが慢性的に起こったりするなど健康被害があるようです。
顎変形症にはいろいろ種類があるようですが、私の場合は上顎前突出、下顎後退症に加えて、両側慢性顎関節症という病名がついています。
だから顎がなくてゴボ口だったのか…と納得。
顎変形症と診断されると保険適用での歯科矯正ができます。歯科矯正が通常の3割程度の値段でできると思ったら魅力的ですよね
ただし、保険適用での歯科矯正には条件があります。
それは、外科手術を伴わなくてはならないのです
私の場合は、上顎、下顎共に切断して骨ごと歯を動かすことになるようです
これ、おおごとです。気軽にするつもりだった歯科矯正が、なにやら大掛かりな手術になるようで…
私の場合は自由診療の矯正でも矯正できるギリギリの範囲かもしれないからどっちでもいいよ、とのことでした。(もちろん100%綺麗な並びにできる、とは言われません)
顎の骨を切るとなると、1週間から10日くらい入院して、さらにその後自宅療養なども必要で負担も大きいので、
歯並びさえ綺麗になればいいという方は自由診療の歯科矯正を選ぶ人もいるみたいです。
私もすごく悩みましたが、骨を切る方が確実に顎も矯正できるだろうし、悩んでいるゴボ口の突出が少しでも解消されるのであればと思い、保険適用での歯科矯正をすることにしました。(金銭的な負担を考えたら、その方が圧倒的に良く思えた…)
ちなみにこの手術、美容整形で有村架純のお姉さんが同じ手術をされているようです。
とても口元がきれいになっておられますよね!
私の場合は美容目的ではなくあくまでも歯並び、噛み合わせの矯正なので、あそこまで審美的に綺麗にならないです。
ですが、正しい位置に顎が収まることである程度横顔の見た目やゴボ口などは解消されると言われました。(私の場合は顎がないからおとがい形成もする必要があるんだそうです)
次回からは保険適用での歯科矯正についてお話ししていきます。
まずは親知らずの抜歯で入院して、大変な思いをしたことを中心にお話しすることになると思います。