兄の訃報を聞いた後、感情の行き場が無くなり、友達に連絡した。
私は泣きながら、どうしよう。。どうしよう。。と言っていたので友達も困っていたと思う。
すぐに帰りの飛行機を調べてくれた。
カトマンズから日本まで片道10万円越え。
今の私からしてもとんでもない値段だと思う。
しかしそれが最安だったし、当時の私は往復の方が安いかもとかそういう考えもなかったので購入した。
ゲストハウスの人に話をして、予約をキャンセルしてもらった。
返金もしてくれた。
空港までのタクシーも手配してくれた。
夜はとてもじゃないけど眠れなかった。
朝までインド人の友達と電話していた。
インド人は良くも悪くも楽観的でずっと向こうから話を振ってくれて、それを私は上の空で聞いていた。
少し気が紛れたけど、とりあえずずっと泣いてたのを覚えている。
やっと朝が来て空港まで移動。
買った航空券はエコノミーだったけど、ブッキングクラスが高かったのか、ビジネスクラスに案内された。
貧乏旅を続けていたため、人生初めてのビジネスクラスだった。
普段だったらはしゃいで写真撮りまくりで色々な設備見まくりだったはずだけど、この当時の写真はない。
私は空港までも飛行機の中でもずっと泣いてた。
とにかく、干からびるかと思うくらい泣いていた。
だから、勿体ないけどビジネスクラスの記憶はほとんどない。
シートをほぼ180度に倒して、隣の人との仕切りの陰で静かに泣いていました。