たまにメールのやり取りをしていて、最近はこちらからの一方的なメールでした。
『返事は要りませんよ
』その言葉を添えて、メールしていました。
病気は違ったけれど、同じ肉腫系の病気でした。年齢も、患者歴も、先輩でした。
たまたま、同部屋でカーテン越しに聞こえる看護師さんとのやり取りが、とても丁寧でユーモアに溢れていました。
そんな事もあり、僕からたまたま声を掛けたんですよね。『隣の者です
』それから、色んなお話をしました。
病気の事、抗がん剤の事、入院中の事、家族の事。
僕は、術後抗がん剤治療中に、仲良くなった患者さん達と、共にご飯を食べていました。それぞれ症状も、病気も違っていましたが、病院食を皆で囲んで、今日は美味しいとか、この前のあれは不味かった、等色んなお話をしました。
そんな時に、僕は抗がん剤治療の真っ最中。食欲は無くて、皆と同じ様には食べれなかった。それでも、病室のベッドから起きて、点滴台をコロコロ押して、皆のもとへ、1日3回の食事の度に向かいました。
基本的には病室で食べるのが普通で、ベッドまで看護師さんが運んでくれます。でも、皆が集まるラウンジで食べるのが習慣になっていました。
その中心にいつもいてくれた、通称『眠多さん』が亡くなった。
とても濃いお付き合いだった。
笑顔で『骨肉腫は治るよ、治療法があるでしょ。大丈夫
』僕にそう言った、眠多さん。
本当にありがとうございました。
病室で一人でいると、眠多さんも辛い時間を過ごしている事、良い時ばかりでは無いよと言ってくれた事、止めようと思っていた抗がん剤治療を『ジャアミーさんは大丈夫、あと数回やれるよ。悩んでいる時間が勿体無い。焦らない!』
まるで精神科医の様な患者さんでした。
ありがとう。
一期一会の病室での出会い。
最高の出会いでしたよ、眠多さん
