東武東上線と西武新宿線を繋いだ連絡線。

 

探索日:2019年5月24日

 

JR・東武の川越駅から数百メートル北に来た地点。

右に見えている線路は、手前からJR川越線と東武東上線。

この辺りから川越連絡線が左に分岐していた。

 

用地に沿って、緩やかにカーブする建物。

 

地面に埋まった鉄道境界杭。側面を見ると、かろうじて“工”の文字が確認できた。

 

脇田町踏切を横目に見ながら、線路跡はさらに西へカーブしてゆく。

この先の区画は、跡地が川越市の市営駐輪場に転用されている。

 

回り込んで駐輪場の反対側に来た。

 

 

駐輪場の建屋自体が敷地に合わせて曲がっているのが分かる。

 

道路を渡ると、住宅街の中を進んで行く。

 

ブロック塀の陰にひっそりと残る境界杭。

 

一見すると目立たない存在だが、確かにここが鉄道用地であったことを物語る。

 

道路の左側が線路跡。

 

この辺りは用地に合わせて宅地が縦に連なっており、俗にいうトレインハウスの様相を呈している。

 

地域の公民館。廃線跡には往々にして、公共系の施設が建つ。

 

花屋の先は、もう西武新宿線。

 

振り返って撮った一枚。右手奥が川越駅方面。

奥から手前にカーブしながら合流する線形が見て取れる。

右手に伸びる道路ではなく、その右側が線路跡。

 

この付近で西武線に合流していた。周辺は整備され、往時の雰囲気はほとんど残っていない。

 

以上で今回の探索は終了です。全体として15分程度で巡れる割には、境界杭や線形もしっかり残っており、個人的にはコスパの良い物件だと思いますニコ

しかし、当時の実際の運行状況など不明な点が多く、今後詳しく調査する必要性を実感しましたにやり

皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

それでは!

 

〇熊式。鉄道ファン2013年10月号掲載「川越駅連絡線」について

 私が確認できた中では、当時の状況について記述のある唯一のブログです。

 →こちら

 

《Twitterセキセイインコ青

 →こちら

 

【廃線探索ナンバリング №45】

 

フォローしてねフォローしてね!フォローしてね…