かつて、JR大阪環状線の野田駅から分岐して、大阪市中央卸売市場までを結ぶ貨物線が存在した。全国各地から集まる水産物や青果物を扱っていたが、取扱量の減少などから1985年に廃止された。
探索日:2014年8月6日
JR大阪環状線野田駅。
専用線はこの駅から分岐していました。
分岐していた所を撮影すべきだったのですが、当時の私の未熟さで撮影出来ていない箇所がいくつかあります。その点はご了承ください。
他サイトさんを見ますと、専用線は駅の北側から分岐し、スロープで高架から降りてきて、環状線の高架をくぐって南に抜けるといった形だったようです。
駅前にあった周辺地図。
環状線の南側にあるカーブした道が線路跡です。
高架から降り、環状線をくぐった線路はカーブしながら市場を目指します。
ここからは緑道として整備されていました。
野田緑道。
廃止されてから30年。木々も大きく育ちました。
気付きにくかったのですが、30センチ程盛り土されていました。
道幅がいかにも廃線らしいです。
カーブの区間が終わり、公園になった線路跡は真っすぐ続きます。
大阪市中央卸売市場に到着しました。
邪魔になると失礼なので、探索はここで終了しましたが、この先も線路が数百メートル続き、専用線の終点となっていたようです。
1990から2004年にかけて市場の建て替えが行われ、積み下ろしホームなどの痕跡はほとんど姿を消しました。
今回の廃線は、距離が短く、これといった見所が少なかったのでかなり短めの文章となってしまいました。逆に距離が短いことで、短時間で気軽に巡ることができるというメリットもあると思います。大阪へ行った際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
≪番外編≫在りし日の大阪環状線103系
その時は何気なく撮影したのですが、引退してしまい残念ですね。
OSAKA POWER LOOP編成
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【廃線探索ナンバリング №6】