■日経平均81円高、出来高1カ月ぶり20億株割れ=東京株式市場・26日後場 

  26日後場の日経平均株価は前日比81円31銭高の9877円39銭と3日続伸。
東証1部の出来高は19億1825万株と5月26日以来、1カ月ぶりに20億株を
割り込んだ。売買代金は1兆3988億円。薄商いのなか、先物への断続的な買いに
支えられ、一段高となった。円高で輸出関連株の一角は上値の重い展開が続いたが、
欧州系証券による日本株のウエート引き上げなどが追い風となり、高値圏で堅調推移
となった。騰落銘柄数は値上がり1199銘柄、値下がり365銘柄。

 市場からは「9800円台でしっかりした値動きが続いたことも、投資家心理の改善に
つながった。きのう外国人投資家の買いで先物が指数を押し上げたように、きょうも
薄商いのなか、先物が相場をけん引した。来週は日米で重要経済指標が発表されるが、
日銀短観や、鉱工業生産を楽観的にみている点も背景にある。短観がコンセンサス通り
でも買いは強まりそう。足元では先高感も強まり、1万円台を回復する動きが期待さ
れる」(中堅証券)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、30業種が上昇。09年6月中間期連結
業績予想を上方修正したブリヂス <5108> などタイヤ株が高い。イラク油田の権益獲得が
報じられた新日石 <5001> 、国際帝石 <1605> 、日揮 <1963> も堅調。東急不 <8815> 
など不動産株や、アサヒHD <5857> など非鉄金属株も引き締まった。個別では、
第1四半期業績予想を上方修正した日電硝子 <5214> が継続物色され、日興アセット
マネジメントの買収先として伝わった住友信託 <8403> はプラスに転じた。

 半面、オリックス <8591> 、クレセゾン <8253> などノンバンク株は下落。
HOYA <7741> 、クボテック <7709> など精密機器株もさえない。個別では、
トレンド <4704> 、NTTデータ <9613> 、トヨタ <7203> 、TOTO <5332> 、
アステラス薬 <4503> などが軟調。


(株式ニュース)

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